競馬
競馬の歴史は古く紀元前から行われておりますが、近代競馬は十七世紀前後に、イギリスで始まりました。
我が国でも平安時代に競馬が行われたことが記録され、人類が速さを求めるのは本能的なことと窺い知れます。
古代の競馬は戦車を使いました。
二頭立ての戦車で競走するのは古代ギリシア、古代中国などで記録に残されております。
特に漢字には駟、驂、騑など、馬や戦車に関する文字が多くあります。他にも特定の色柄を表現する漢字もあります。
駁 まだら馬
駱 鬐が黒い白馬
騂 赤馬
騏 青黒馬
騅 芦毛馬
驃 白鹿毛
驒 連銭芦毛
驪 黒馬
戦国期に諸侯が競馬を行う様子があり、賭けの対象でもありました。
騎乗しての競馬は、馬具の発達を待たなければなりませんが、馬そのものも大きくなければ人を乗せられませんので、品種改良も行われています。
千里馬と言えば名馬の代名詞で、名馬を見分ける人物を伯楽と呼びます。これは元は星の名前ですが、春秋時代に名馬を見分ける孫陽という人物がこの星の名前で呼ばれるようになり、以後は馬や人物を見分けて世に送り出す人物を伯楽と呼ぶようにもなりました。
なお孫陽は気に入った人物には丈夫で力強い馬を見分ける方法を教え、気に入らない人物には名馬の見分け方を教えたそうです。
その理由が、千里を走る名馬は滅多になく取り扱える機会は限られますが、丈夫で力強い馬は頻繁に売買されるので生活に困らないからとのことです。




