乗用車
ビックリしました。
本田技研が発表した新型N-ONEですが、スポーツモデルに6速ミッションを搭載するそうです。
軽自動車の出力は業界の自主規制で64馬力ですが、果たしてその馬力で6速ギアに繋いだ状態で登り坂を走行できるのでしょうか?
以前、代車で借りたアルトワークス(AT)が、緩やかな登り坂で失速してゆく現象を体験した身としては、そこが心配です。
ファイナルギアとクロスミッションの組み合わせ次第でしょうけど、最高速度を犠牲にすると6速ミッションを搭載する意味が失われます。
もう馬力の自主規制を撤廃して80馬力ぐらいでも良いと思うのですが、これは国からの圧力が原因で馬力は上げられません。
数年前に自主規制の撤廃を具申したところ、税金も上げると恫喝されて断念した経緯がありますから。
自動車税は排気量と車体重量で決めると良いと思います。
排気量が小さく、車体重量も軽い車は環境負荷も小さいはずですから、鈍重で排気量の大きい車ほど自動車税が高くなるようにすれば良いでしょう。
具体的には排気量と車体重量(kg)を合算した数字の十倍ぐらいが妥当な金額です。
軽自動車なら660+800の十倍で14600円。
コンパクトカーなら1000+1000の十倍で2万円。
大きめの乗用車なら2000+1500の十倍で35000円です。
実は軽自動車は増税、普通乗用車は減税になるこの方式を導入すれば、メーカーは小さい排気量で出力の増加と車体重量の軽減を模索するようになりますので、技術革新が進みます。
消費者も排気量と車体重量を意識して購入するようになりますので、環境負荷が下がるでしょう。
財務省は消費税撤廃の代わりに、新しい自動車税を導入しては如何でしょうか?




