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<番外編> 白石さんと同居するようになった理由

中学校職員室




明日使う重要書類を印刷して私の席に戻ろうとするとエリザベス先生が机に脚を載せて何かをじっくり見ている。



「エリザベス先生!!新聞見てるんですか?昨日の3番街事件すごいことになってましたよね!」



「、、、、、」


エリザベス先生は相変わらず無視してくる。話しかけてるのに無視って相変わらず勝手で態度の悪い人だなって思ったがエリザベス先生が真剣に読んでいるのも珍しくついつい気になっちゃう



「何読んでるんですか?」


私はエリザベス先生の背後に回り込むとそこに書かれていたのが「推薦状」だった。



「転校生ですか!どんな子なんですか?」


積極的に質問してみるとエリザベス先生は相手せずまた勝手に話始める


「白石ってさ担当や専属オペで正隊員何人持ってんだ?」


「、、、前にも言いましたよね。0ですけど、、、」


「2年目で正隊員1人も持てない!あっははは!!オペレーター止めちまえよ!!」


エリザベスが大笑いしながら人差し指をこちらに向けた。この時すごく悔やしかった。周りの先生も「またエリザベス先生のパワハラか」と心配そうに様子を伺っている。


「そんな醜い子羊ちゃんにビックチャァンス!」


とエリザベスから推薦状が渡される。名前は「三木ハルト」と書かれていて年齢は「14歳」性別は「男」住所は「無し」とあった。


「この時期に推薦を出すってことは意味分かるよな??」


エリザベスが考えろ見たいなのを目で訴えてきてる、、、だけどどういう意味だかさっぱり分からなくて


「何のことだかさっぱり分かりません」



「ポンコツ!ゆとり教育もいい加減にしろよ!」


またエリザベスが大笑いしてこっちを指さしてきた。いちいち大人なのにその態度がムカつく。でも先輩だからどんなにクソでも相手にしないと



「三木ハルトは間違いなく正隊員になる。私が言ってるんだ。間違いない」


なんなの?自分は人を見る能力があるとでも本気で思ってる気?本当エリザベス先生って自尊心高くてナルシストで変にプライド高いし。そろそろ気付いて!あなたはいろいろな先生から嫌われてるし自分は飲み会行きたくないとか言い張っているけど誰もあなたなんか誘う人いないから。この勘違い女!


「んああ??聞こえてるぞ勘違い女か??」


なんで?声に出してないのに全部読まれてる!どうして?どうして?


「これでも信じないのか?私には全部見えている三木ハルトも白石ルナも」


「、、、」



「分かればいいんだよ!こいつあんたの担当として優遇させとくから、、、その代わりこいつと一緒に住んでもらえる??こいつにかかる費用は心配すんなって!こっちが負担するからさ!」


「こんなラッキーなチャンス二度と来ないかもな!あんたの初めての正隊員!」




「待ってください!14歳の男の子と住むって普通じゃ考えられませんよ!もっと他に家を借りるとか別の解決策あると思いますよ!!」



「へー。私の考えにケチつけるんだ、、、一生パシリやってろ。」



「、、、、、、んんんんん!分かりましたよ!一緒に住めばいいんでしょ!それ以上でもそれ以下でもありませんからね」



「あはははは!あんたはパシリ向いてるな。何でも私の言うこと聞いてくれる。いい奴隷をゲットしちゃった!!」



この世界に法律なんてなかったらあなたの頭蓋骨粉々にしているから。



でもミキ君ってどんな子なんだろう?優しくてイケメンだったらいいな!私の所に強い子が来てくれるだけでも嬉しい!よし家を片付けなきゃ!!

ELIZABETH new generation の完全版を新しく作ろうと思います。そちらは文章をさらに推敲を重ねて読みやすく分かりやすくしたものです。楽しみにしてください!

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