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<第3章の細かい設定・用語集>

<地名>



ジョウホク



中央部のセントラルクロスから8本の幹線道路が放射状に伸びる。セントラルクロスからの一定距離範囲で環状直線道路が引っ張られていてその間で各番街へ移動することもできる。上空から見ると蜘蛛の巣みたいになっているとイメージしてもらえればいいだろう。中央からどんどん離れていくにつれてジョウホク内部のカースト低階層の市民が住むようになり貧困度は上がっていく。例外としては有刺鉄線のある境目付近は他の地域との物流が盛んなため比較的にジョウホク内でも裕福な世帯は多い。1番街から2番街は工場地帯。3番街は不法廃棄場(3番街事件によりほぼ壊滅状態)。4番街の一部地域が繁華街と住宅地が混合。5番街と6番街は住宅地と廃棄場。7番街と8番街はジョウホクの中でも裕福な層が暮らしている。9番街は別名「死の門」と言われていて7,8番街からやってくるゴミや1番街から排出されるガスや汚染水で構成された死の川が存在する。人が住めない環境なので現在立ち入り禁止となっている。





<ジュウシン>



キング



ジュウシンが巨大な群れを引き連れて進攻するとき現れたゲート付近にジュウシンで囲むようにして中央部分保護するようにジュウシンたちは組み込まれている。その中央にいるやつのことを王様にちなんでキングと呼んでいる。キングの主な特徴として自然環境を大きく変えてしまうほどの凄まじい力を持っていることが多くジュウシンの過ごしやすい環境に変えるのも彼らキングの仕事である。現在ジョウホクに現れた謎の少女は多くの調査結果により天候を雷雨に変えてしまうほどの強い能力を持つ人間であることが分かった。キングが人間のパターンは今回で初めてである。




セイガ



三木ハルトがカドガウラで出会ったジュウシンの正式な名前である(アブトルが勝手に名付けた)。全身は白く青い目を持っており鋭く尖った白き牙、さらに鍛え上げられた手足を自在に使いこなし4足歩行の狼に近い見た目の獣タイプ。口を広げ青白いエネルギーをため込むことでビームの準備段階に入る。ビームは約30秒間ものすごい勢いで直線状で吐き出し周りを更地に変える建物を破壊するために送りこまれていくことが多い。知能が低いためか目の前に現れたものを全て破壊しようとする習性を持ち合わせる。最近は全エネルギーを使い周りの建物を巻き込んで自爆する「消耗型」などのイレギュラーなタイプも多くなっている。





アステロイド



どの角度から見ても数学の「アステロイド曲線」に見えることから名づけられた。ボディは赤のメタル素材?で幾何学的な模様が刻まれている。中央部に黒い目の球があり挙動不審であちこちキョロキョロ向いていて鳴き声は「きゅるるるるるる」。分類はアーティファクトタイプ。パネルを生成して対象を追跡するホーミング機能を持ち合わせている。パネルには反射性光線が備えついており変幻自在に光線を曲げられる。臆病な性格なのか敵に詰め寄られる道中にトラップを張り進攻を妨げようとする。黒い目玉が弱点。





新型・シャドーアサシン



両手に大きな鎌を持っていて口裂けた顔面に不気味な笑顔。よく見ると目玉がない。全身黒ボディで2足歩行の住人を殺すためのABDを持つ戦士を殺すための対人型ジュウシンである。もちろん種類は人型ジュウシン。データは非常に少なく現在研究中。とりあえず現時点で分かっていることは素早い動きで攻めてくること。遠距離には対応してないこと。2本の腕だけではなく羽根を生やすことで実質4本腕になること。非常に知能が高く戦術が巧妙。まだまだ謎が多い。





<その他>



隊員たちがおしゃれをする意味



バーテックスではファッション的なカルチャーが根強く染みついてるためおしゃれに敏感な選手が多いことは以前に説明した(第2章の細かい設定・用語集を参照)。しかしジュウシン討伐作戦においておしゃれをする意味はないだろうそう思う人も少なからずいるだろう。実はこれには大きな意味ある。一つ目は自分の存在を他人に教えるためだ。二つ目はプライバシー保護という役割もある。前者よりも後者の方が隊員たちがおしゃれを始めたきっかけだと言われている。その発展上でバーテックスは派手な格好を着飾って試合に出るという文化が誕生していったのではもう言うまでもない。




クライマックス



ABDに備えついている必殺技のようなもの。勝敗を分ける高威力な攻撃技や延命効果のあるシールド、、、などなどABDの使い手によってさまざまである


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