【第5話】
更新遅くなりすみません。最近子供の頃にやったドラゴンボール のデータカードダスにはまってしまい中々抜け出せない状況です。的確ヤムチャ高いな〜〜、あれなんであんなに高くなったんだろう?はぁ〜〜俺も欲しいなー
とある王城の地下にある大広間、そこでは勇者召喚の儀が執り行われていた。
『いよいよ、最後の勇者の召喚ですね。』
王の秘書である女性が王に対し声をかける。
それに対し王は
『あぁ、そうであるな。これが最後であるな。今から召喚される勇者は我らを救ってくれる希望となるのか、それとも・・・・『王よ、まもなく勇者が召喚されます。中央をご覧下さい!』・・ああ、分かった。』
という最中に近衛兵からの知らせが入り会話は、一時中断となり、それぞれの視線は広間の中央にある長方形の台座へと注がれた。
皆の視線が中央に注がれる中、召喚師たちが最後の呪文を唱え終える。一瞬の静寂の後その台座を中心に一筋の光の柱が立った。
『やったー! 召喚は無事成功しましたね!これで我らの目標へまた一歩近づけました。』
秘書は多いに喜び王に告げる
『そうだ、これで我らの悲願の達成もあと少し。』
王はそう言った後、広間の中央へと近づいて勇者に最初の挨拶をしに行った。
『おお、勇者よ。よくぞ参ったここはカテスという世界のドイバ王国の王城である。そしてワシはドイバの国王であるカイサル・ドイバ・ラルだ。まずは、お主のことが知りたい。名はなんと申す?』
と王は問いかけるが返事がない。
というか召喚してから一ミリも動いてはいない。
周囲の者に戸惑いがはしる。
(死んだ者を召喚してしまったんじゃないか)という思いが周囲を満たそうとしていた。
とそこで勇者の側にある長方形の板がけたたましい騒音を出し始める。
側にいた者は皆驚き尻餅をついてしまう。
『グキッ!!・・・痛い!っっ腰が〜、っっ腰が〜〜!誰か〜助けてくれ〜!』
王であるラルも例外ではなく尻餅をついてしまう、運の悪いことにその衝撃でギックリ腰になってしまい。立ち上がることができなくなってしまう。
そんな中、台座に横たわる一人の勇者が遂に動き出す。
勇者は、目を擦りながら言う
『母さん、今何時?俺、朝食いらないから二度寝するね。』
勇者はそう言うとまた台座に横たわった。
その後、場はさっきの騒ぎが嘘の様に静かになった。この静寂の中誰もが思った。
(お前、寝てただけかよ!?)
と
『ん〜〜?あれ・・・ここどこ?俺は確か家のベッドで寝てたはずなんだけど・・・ていうかあんたら誰だよ?俺を拉致ったのか!?ウチにそんな金ねぇーから他のところにあたりな、そして俺を家に帰せ、コラ!』
『勇者よ、それはできない。何故なら召喚は出来ても送還は出来ぬのだ。先祖代々から受け継がれて来たのは勇者を召喚する儀式のことしか語り継がれていないのだ。遥か昔には勇者を異世界に送ったり召喚したりしたのが盛んだった時代があるのだがそれらの詳しい資料が神や悪魔、人間や様々な種族による最終戦争の時に紛失したらしい。しかし、ワシの先祖がこの国の領土内で見つけた遺跡に勇者召喚の儀式の全てを書き記したとされる古文書が見つかったのだ。しかし解読が難しく最近やっとその一部が解読できて今お主を召喚することができたのだ。』
(なんだ?この爺さん??いきなり設定とか話出したぞ!?勇者とか何それ?(笑)そんなんいるわけないじゃん。(笑)もしいたらそいつは、大層立派な人なんだろうな。(笑))
『まずは、お主のステータスが知りたい「ステータス」と唱えよ』
(この爺さん、まだ言ってるよ。はぁー何処に勇者がいるんですかね〜(笑)・・・・このまま黙ってるのも可哀想だから付き合ってあげるかぁ〜〜)
『ステータス』
そう唱えると俺の目の前に半透明の小さなプレートみたいなものが出現した。
(うぉ〜〜〜?!、なんだこれ〜〜!!スゲー何処から出て来たんだ?!・・・あっ!何か書いてある、、えぇ〜っと)
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【ステータス】
種族:人族
性別:男
年齢:19歳
レベル:1
HP:100
MP:10
気力:45/100
強さ:100
アビリティ:
血肉を金に
倒した敵をお金に変える能力。これで億万長者を目指そう!
世界崩壊の元凶
何もない空間からモンスターを産み出す能力。自分の近くという制限は無く、世界中にランダムで生み出される。自分での制御は難しく、ほぼ無意識でモンスターを生み出します。時には、貴方よりも強いモンスターが?!頑張って下さい、貴方が頑張らないと世界は破滅へと導かれるでしょう。
職業:勇者
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(なんだこれ?こんなの訳が分からない!!なんだよこの二つのアビリティは、どっちも全然使えないじゃないかこれがゲームだったら確実に、クソゲー確定だな!よく見ると解説の所に誰かのコメントあるじゃねぇか、誰だよお前!)
更新が途絶えてたので四月までガンガン描くぞー
(^ω^)