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【第1話】

初投稿です。何分イロイロ分からないことが多い身であります。小説を読んでいただき感想などを書いていただけたら幸いです。ご質問、その他ご意見などもできるだけ答えていきたいと思います。



この世には、二つのものがある。金を持つ者と持たざる者の二つがある。俺は、勿論後者である。というかほとんどの人は、後者であると考えている人が多いのではなかろうか?しかし、いくら悟ったところでお金は、稼ぐことが出来ないのだ。

『はぁ〜悟るだけでお金がもらえるような仕事ないかな〜』

俺がそんなことを呟くと、

『そんな悟るだけで金がもらえるわけねぇだろ』

隣のヤンキーみたいな青年がツッコミを入れた。

『はぁ〜、これからどうしよう。もうここまできたらあきらめるしかないのか。俺には、残された妻と子が・・・』

若い会社員の男が呟く。

『あきらめたら、もうここでおしまいになっちまうよ。ホラ、元気だしな。』

と会社員を気が強そうな女性が励ます。

『・・・・・・・・・・・・』

一言も話さずただ沈黙を守る少女

場の空気はすっかり落ち込んでしまっている。五人が話す部屋は薄暗く、外の様子はうかがえないように作られているようだ。今が昼であるか夜であるかさえわからない。

(俺は、金が欲しかっただけなのに)

そう思い俺はひとまず何故こんな状況になってしまったのか一人振り返ってみることにした。



3日前

『金、金が欲しい。俺には、金が必要なんだ新作ゲームを買う為に、だから神よ我に諭吉を与え給え〜』

俺、青木 和人は金に飢えていた何故なら先日から親からの小遣いが支給され無くなってしまったのだ。親は、もう高校を卒業したのだから自分で稼いで来なさい、と言ったきりだ。取り敢えず何もしないで稼げる訳ではないとわかっているので定番の神頼みをしてみた所存である。

すると都合の良いことにスマホにメールが届いた。

『これは、神からの・・。願いが届いたのか⁈』

携帯を確認すると次のような文面が書かれてた。

【青木 和人様】

この度は、@rj*$召喚のa/#にご当選致しました。簡単なお仕事で貴方の願いが叶うチャンスです。この機会に是非参加して下さい。詳しくは下記URLをクリックして内容を確認して下さい。

http://www.KamiTENI.god


俺は気になりURLをクリックすると・・・・・・何も起こらなかった。いや正確にはページが開けませんの文字があるだけだった。

『なんだ、ただの迷惑メールじゃねぇか。くそ俺の期待を返しやがれ!』

そんな悪態をついていたが次第に金を稼が無くては、いけない理由を思い出しまともなバイト探しに勤しむのであった。

そしてついに週一で8時間労働、時給1500円の高時給バイトを見つけたのであった。しかも日払い制なのでその日した仕事分もらえるという好条件である。ただ指定された場所で待って特定の人物に会うだけの簡単なバイトだ。日雇いもいいのだがもう少しお金が欲しいのでこのバイトにした。その仕事は、3日後にあるらしい。電話で聞いたら面接無しで即採用だった。あとは、指定された場所に行くだけだ。

『もう遅くなったし、寝るとするか』

部屋の電気を消し布団の中へと入る。そして俺の意識は、夢の中へと向かっていった。




主の意識がない闇の中一台のスマホがひとりでに動いていた。

『ピー、・・データヲダウンロード・・・チュウ。ダウンロード完了マデ残リ時間アト・・60ジカン。・・・ピー』







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