第一章─未知への旅 前編─
気が付くと俺はベッドの上で横になっていた。
懐かしいような雰囲気の場所だ。
…あと気になることがあるのだが、レジェがこの世界では魔法が使えるといっていたが、ステータスというのはあるのだろうか?
『あるぞ~?ステータス・オープンと念じれば見れるはずだけどね。』
「うわっ!まだいたのか?」
『失礼だね?私はずっとヴェリウスのそばにいるからね?例えヴェリウスが悪いことをしたってずっといてやるんだからね!』
「お、おう…。まぁ、そばにいるのは良いけど風呂とトイレだけは勘弁な?」
『えへへ…。お風呂はみたかったな。』
「あ、否定しないのか」
『うん、まぁね。アハハ』
ひとしきり、駄弁ったあと自分のステータスを確認してみた。
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-ステータス-
名前:ヴェリウス
種族:亜人
HP:2500 -Hit Points-
MP:3000 -Mind Points-
TP:── -Technical points-
STR:1500 -Strength-
DEX:2500 -Dexterity-
VIT:2000 -Vitality-
AGI:1500 -Agility-
INT:── -Intelligence-
MND:3000 -Mind-
LUK:1000+5000 -Lucky-
─スキル─
<全記憶保存~フルメモリ・レポート~>
─すべての記憶を完全に保存することができる。
また、記憶することで、具現化する能力などの引き出しとなる。
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─???
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<神との会話~トーカー~>
─神との会話が可能となる。
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<理想技巧~テクニカル・マスタリー~>
─物事を理解し、発想を捉え、
具現化するための補助技巧能力。
─加護─
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─???
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─???
<レジェリア>
─幸運の神 LUKを少々あげる。
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となっていたが、俺は今疑問に悩まされていた。
まず1つ目、なぜTPとINTの所だけ測定不可能なのかということ
次に2つ目は、なぜスキルと加護の所には不明なのが多いのかということ
そして最後は、レジェリアの加護…説明には少々
と表示されているのに、+5000って…なんでこうなった?
取りあえずレジェに聞いてみたら
『んーとね?一個目は単にヴェリウスの魔力の底がないってことで、二個目はたぶんヴェリウスが思い出すか、理解したときに解放するものが多いと思うんだよね、で最後なんだけど、私が気にいっちゃったからなんか手加減できなくてね~。ははは、てが滑っちゃったw許してね?』
と笑顔で言われたが、まぁ良いかと笑って流した。
そして俺はベッドから起き上がりこの世界を見て回ることにした。
∇
レジェから聞くとこの世界【アクアルーン】は魔王などはいないが、色々な国があるようだ。さっとまとめるとこんな感じ。
【アクアルーン】
食の【クァイレス】
武の【ヴィリエスタ】
魔の【キュレルジェスタ】
美の【オレスタリオ】
音の【スケツァリウス】
となるわけだが、国の前につく〔~の〕というのはその国で一番栄えているものだ。まずは、食の【クァイレス】にいこうと思う。理由は一番平和だと聞いたからだ。
ところで、俺が使える魔法はあるのか気になったため聞いてみたら
『んとね。普通の人は最初から魔法がある…なんてことはないんだけど、ヴェリウスは最初からなんかあるんだよね?それでね、魔法には下級、中級、上級、ってあってね。ヴェリウスは下級が4つ、中級が2つ、それでなんと固有が4つ、使えるんだよね…。』
なるほど、魔法が使えるわけか、だけど、まずはクァイレスに向かって進んでいこうか、魔法はそこについてから。
少し歩くとクァイレスについた。
「おぉ…、意外と近くにあるものなんだな。」
『あ、そうそう、ここから先は念話【テレパス】で会話をすることをおすすめするよ?やり方は、頭のなかで言葉を並べるだけでOk!簡単でしょ?』
(確かに簡単だけど、レジェの声は聞こえないのか?)
『ヴェリウスは覚えが早いね。あと、私の声は周りの人には聞こえないよ?』
(了解っと)
色々な話をしながら門の前についた。
門番は眠っているが、門は開いている。
(元護衛としてこれは許せない。あくまでここは食の町、衛生的に大丈夫なのかわからないが…)
『確か衛生面では平気だったはずで、治安が悪かったはずなんだよね。例えば、盗賊とか空き巣とか。』
(なるほど、盗賊には気を付けないと…)
等を考えながら街の中を歩いていると、俺の左斜め前のごみ捨て場のような所に少女が投げ出された。なんと怪我をしているではないか。…許せん、非力な少女を傷つけるなんて、俺が叩きのめしてやる。
と思ったとき、三人の男が少女に迫った。
「待てやゴラァ!!」
「…もう逃がさない」
「さてどうしてやろうかなっ。ヒヒッ」
三人の男が少女にそう言ったとき
「…だ、だれか…助けて」
少女は小さな声でそういった。
こいつら、半殺し確定だ。
と思い俺は、男共と少女の間に入り
「おい、てめぇらそこの女の子いやがってんだからやめてやれよ。」
男共はそう言われたのが気にさわるのか、
「はぁ?てめえなにほざいてやがるんだア゛ァ゛?」
「…こいつは俺ら盗賊の獲物だ、横取りは許さん。」
「いやがってるから?それが良いじゃねかぁ。ヒヒッ」
とか言っていやがった。
よし叩き潰そう。まずは最後のやつからだ…。
そう考え行動に移した。
男共は武器を構えているが…知ったこっちゃねぇ。
俺は正面から突き進み
「フヒヒッ。死ににき─づぁっ!?」
狂人のナイフをぶんどった。
─手首を捻りてが緩んだ瞬間にだ。
そして瞬時に首もとに腕を通して気絶させ、次は、静かなやつを狙った。
こいつは拳で充分かな?
「っく!強い。でも、お前を殺─っあぁ?!」
軽く打ち込んだだけで気絶したんだが、まぁ良い。
─さて、最後のうるさいやつを相手しようか。
何か間違いや案があればいってください。お願いします。




