序章─光を求める異界の門─
目を開けるとそこは闇だった。
だが自分の周りだけ明るかった。
それもそのはずだ 。俺のことを抱き枕にしている戦場で会った半透明の幼女が輝いているのだから。しかし…
なぜこうなった?そう疑問に思ったことが…
「お前は、何をやっているんだ?」
…つい口に出してしまった。その声に気づいたのか幼女が目を開けた。
『んぅ?あ、あれ?何で少年起きてるの?ここは異界なんだけどな……って神様に向かってお前ってひどいよぉ~。後、少年の名前は?』
「俺の名前はヴェリウスだお前は?」
『また言ったァ~。まぁ良いや。私はレジェリア、幸運の神様なんだぞ?』
「じゃあよろしくレジェ」
俺はからかうようにそう言ったのだが
『いきなりニックネーム!?。えへへっ!じゃあよろしくね?ヴェリウス』
満更じゃあ無さそうだ、だが俺は1つ疑問に思った。
「ところで俺がいた世界はどうなったんだ?」
『んぅ?君のいた世界の人たちは、今は狂ったように戦いあってるよ。えとね?世界の名?世界の名は戦闘狂の集う世界【ヴァイツァス】だね?』
なるほど、国に名前があるのは当然だったが世界まであるとは。軽くまとめると……
戦闘狂の集う世界【ヴァイツァス】には、3つの国がある。それが
銃撃の【ガイヴァス】
剣士の【ヴァイリアス】
銃剣双方の【グレイブル】
となる。ちなみに俺は【グレイブル】の貴族の護衛だったが……はぁ。
『どうしたの?暗い顔して?
取りあえずいっとくけど次の世界は自然に満ちた世界【アクアルーン】ってとこね魔法が使えるのが取り柄かな?』
「魔法が使えるのか」
──少し楽しみだ。と言おうとした瞬間 目の前が歪んだ。時空間が開いたのだ。
─俺は転生する──
次の世界が楽しみだ。
そして俺は闇に飲まれた・・・




