始まってもないかった失恋
今はまっているゲーム内のギルドのメンバーのやりとり。
気づいてしまった気持ちと自分の愚かさを痛感した私は初めて他の女の子の気持ちを知りました。
始まってもない失恋
きっかけはゲームのチャット
チャットの苦手な私に気さくに声をかけてくれたのは君
その時は全然気にもしてなかったのたけど
仲間と仲良くなるウチにグループを作って声を聞いて気がついたら
君には大切なひとがいるってことを忘れるくらいには気になっていた
『不倫をしてしまう女性は』『貴女のような自分は大丈夫と思う人こそ』と今日もテレビが語る
『可愛いよ』『癒されるよ』なんて言われるそのお世辞に勘違いするから…ね
お願い言わないでそんな事
夢にまで君がでて来たの、私の大好きな君が
そこで君は誰かに告白してたの
『ああ、やっぱり大切な人が』そう思ってたら目が醒めて
沈んだ気持ちで起き上がりると
いつものグループメール
嬉しくて話をしていて二人きりで会話をしていた時
『彼女さんいたら』
って冗談でいったのに
『え?いるっていったよね?』
『不倫をしてしまう女性は』『貴女のような自分は大丈夫と思う人こそ』と今日もテレビが語る
『可愛いよ』『癒されるよ』なんて言われるそのお世辞に勘違いするから…ね
お願い言わないでそんな事
『忘れていたの』なんて
『ごめんね忙しくて』なんて
ベットに伏せて必死に気持ちを落ち着かせたかったの
『大丈夫』『泣きたい』『大丈夫』『どうして』『大丈夫』『わたしはだめ?』『大丈夫』『だい、じょう、ぶ』『好きだったんだ』『大丈夫』『バカな私』
イツカラワタシハカノジョニナッタトオモッテイタノ?
『不倫をしてしまう女性は』『貴女のような自分は大丈夫と思う人こそ』と今日もテレビが語る
『可愛いよ』『癒されるよ』なんて言われるそのお世辞に勘違いするから…ね
お願い言わないでそんな事
立ち上がって…深呼吸…スマホを起動
『もしかして?』『気にしないで?』『悪い事した』という優しい君に
『ごめんね、こっちこそ悪い事しちゃった(´・ω・`;)大丈夫、その気なんてないから』
精一杯のウソをついた