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甘い死の夢を  作者: チルチルミチル
4/7

エピソード3

竜斗が私の腕の中で寝返りをうつ。彼の頬にかかった髪の毛を指で払った。そしてしばらく竜斗の頬のやわらかい感触を楽しんでいると、竜斗が目を覚ました。

「夕顔、おはよう」

まだ寝ぼけているらしい。

「ふふっ。もう午後3時になるぞ。」

「本当?まだ3時? 」

「夕食まであと4時間ある。まだ寝ていても大丈夫だぞ。」

そういって私は竜斗の額にキスをした。

すると竜斗は唇にキスを返してきた。それを逃さず舌を絡めとる。

「はぁ、あう、ゆうがお、うぁ、いっやぁ」

すぐに嬌声があがる。そのまま押し倒そうとした瞬間視界が暗転した。


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