究極!残虐!生物!
GW休みなし~最初のころは大丈夫だったけど、次第に疲れがたまってきて起きてられませんでした・・・
次の更新は遅くなるかも?
妹紅を連れてあちらこちらを旅しながら100年くらいはたったと思われる
妹紅なんだが・・・妖力あっても人間なのか妖術の類がさっぱりでできるのは弾幕と空を飛ぶことくらいである
まぁ、火を扱うのに長けている(てか、それしか出来ないが)ので攻撃力という意味では十分かとおもってそれ以上教えるのは諦めた
「はぁ・・・」
「ちょっと、何を溜め息はいてるの?」
「いや、お前が才能無いなって改めて痛感してただけ」
「酷い!!」
さてさて、そんな妹紅のことなどほって置いて目的地に向かって今俺等は歩いているわけだが
「こりゃ、すごいなぁ」
「本当だね・・・なんて、花なんだろう?」
あたり一面に生えているのは太陽に向かって咲き誇る花でその花自体もまた太陽のような形をしているものである
・・・てか、この時代からあったっけ?外来種でのちに入ってきた花のはずだが
「ねぇねぇ、何本かこれ持っていってもいいのかな?」
「やめなさい。花はそこにあるからこそ美しいのであってそれを折ることなぞもってのほかだ」
「真理って時々ものすごく風流なことを言うよね」
「こう見えて、自然とか花とか好きだぞ?てか、お前も貴族の娘だったんだからそれくらい分かれ」
「うるさい!」
「酷いな、お前もそう思わんかい?」
Side End
~
??? Side
今日も私は自身の子供と言っていいほど愛らしい花達の世話をしていたのだが、珍しく今日は来客がいたようである
最初のころこそこの花畑ができてからは人間が時々訪れていたのだが、私がいると知ってからは中々訪れる人間は少なくなってきた
時々陰陽師の奴等が私を退治しにやってくるのだが、どいつもこいつも手ごたえが無く死んでしまうのだ
そして、今回の来客は恐らく人と妖獣である。ただでさえ人間と妖獣が一緒にいるのは珍しいのだがその人間から発せられている妖力は何であろうか?
「ねぇねぇ、何本かこれ持っていってもいいのかな?」
そんなことを考えていたら人間がとんでもないことを言い出したのである。私の子供達をおるというのか?いいだろう、もし手でも触れたらその瞬間にこの娘を殺そうと息を潜めていたら
「お前もそう思わんかい?」
犬の妖獣が此方を向きながらそんなことを言ってきたのである
Side End
~
振り向いた場所には鮮やかな緑の髪に白いカッターシャツにチャック柄のベストとスカートに手には日傘を持っている女性がそこにいた
「いつから気づいていたのかしら?」
「ここに入ってからだよ」
「真理、こいつは!?」
「黙ってなさい」
妹紅の口を封じて目の前の女性と喋る。その綺麗な顔とは裏腹ににじみ出ている怒りのオーラが凄まじいな
「ふぅん、妖獣風情が私に気づくなんてね・・・私もまだまだね」
「ま、犬なんでね匂いとか気配には敏感なのさ」
お互い意味の無い話をしながら喋っている・・・なんだ、こいつは?わずかに溢れている妖力を見れば妖怪だとは分かるんだが・・・
「ところで、そっちの娘をくれないかしら?その首を捻らなきゃならないのよ」
「とんでもねえ事をさらっと笑顔で言うなよ。何でだい?」
「その子が私の花達をあろうことか折ると言ったからかしらね」
「ああ~、そのことか。一応注意したし、許してくれんかね?」
「フフ、何で私が言うことを聞かなきゃいけないのかしら?これはね、あくまで優しく言っているだけで拒否権なんて無いのよ?」
「・・・はぁ、しょうがない。妹紅逝ってこい」
「ちょっと!急に話を進めないで!」
「前に言っただろう?発言には注意するようにって」
「分かったよ、行けばいいんでしょ行けば!」
そういうと妹紅はずんずんと歩いてあの妖怪の元へと向かっていく・・・あ、あいつの攻撃って火しかないから燃えちゃうじゃん
「覚悟はいいかしら?」
「覚悟?それはそっちでしょ?」
既に一触即発の状態でにらみ合う両者に花達が慄いている・・・
「さぁ、無様に悲鳴を上げて私を満足させなさい」
「はっ!上等だ!!」
あ、妹紅の口調がまた荒っぽくなった・・・後でお仕置きだな。ったく、女の娘なんだから口調には気をつけないと
「お前等空行け空。花が吹き飛ぶだろうが」
「言われなくてもそうするわよ」
「当然だ!」
そういうと、緑の女性は優雅にふわりと妹紅は背中に炎の翼を生やせて飛んでいった
「あら、貴女面白い格好ね・・・いいわ、いたぶってから縊り殺してあげる」
「燃え散ってしまいな!!」
そういうと両者は弾幕を放って攻撃しだしたんだが・・・あの緑さん(名前が分からん)が弾幕なぞ飾りだといわんばかりに突如として妹紅に接近して攻撃しだした
「ちょっ!?ぐあっ!?」
妹紅はなぁ、弾幕勝負ならばかなり強い部類に入るんだが近接戦闘自体はそこまでじゃないんだよねぇ
だから、徹底的に遠距離の戦いを学ばせて相手を近づけるなといいながら鍛えていたんだが相手のほうが上手だったみたいだな
てか、あの緑さんはまだ本気すら出して無いッポイな、むしろ妹紅相手ですらつまらないといった表情である
そうすると・・・しょうがないか
「が・・・はっ・・・」
色々考えていたら妹紅が落ちてきた
「お疲れさん。発言には十分注意するようにという教訓になっただろう?」
「言うに事欠いてそれか・・・?」
「いや、お前死なんし。だったら説教だ」
「酷い」
知らん。子供の教育は雨と無知だといっていたな・・・あれ?字が違ったような・・・
「つまらないわね・・・けど、殺る事は変わらないわ」
いや、字が怖えよ。てか、その何事も飽きたような無表情やめてくれんかね?美人が台無しだよ
「さてさて、妹紅に追い討ちをかけていいのは俺だけなんでね悪いが選手交代だ」
妹紅の前に立ちながらそう言うと緑さんは少し口端を上げた
「あら、今度は貴女が私の相手をしてくれるのかしら?だったら、一瞬でも長く逃げ回りなさい?犬なんてそれだけなんだから」
「最初に言っておくと俺は男だ。いやいや、犬はそこら辺を駆け回るなんて若いのだけだって」
「・・・本当に男?」
「本当に男だ。何故だ?何故口調とかで男と分からん」
「その見た目で男といわれて納得できないよ」
「妹紅、後でお仕置きだ」
「えぇっ!?」
えぇっ!?じゃねえよ
「ふふ、気が変わったわ。気に入ったから、その首につけている首輪を私が作ったものに変えて貴女を飼ってあげるわ」
「だ~から、男だって言ってるだろうが。あと、俺を飼うには3つを満たせなきゃダメだ」
「それを含めて確かめるために飼うのよ?それで、3つって何かしら?」
昔紫に言ったことを思い出しながら
「1つ、俺を飼いならすのは俺だけだ
2つ、俺を飼いたきゃ一生興味が尽きないものをもってこい
3つ、俺を強制的に飼いたきゃ、俺以上の力を示してみろ」
そういうと、緑さんは笑い出した
「ふふふ、私相手にそこまでの大口を叩ける妖獣がいるなんてね」
「知らんがな」
「いいわ、貴女いいわ。そんな口を叩けないほどしつけてあげて首に縄をつけて一生飼ってあげるわ」
「へ~、そこまで言うならば相当なものなんだろうね・・・いいな、始めよう」
「真理って結構戦闘狂だよね」
うるさい。戦うこと自体は嫌いじゃないんだよ、ただめんどくさいだけなんだ
「そういえば自己紹介してなかったわね」
「そういや、そうだ。俺の名前は真理。ただのしがない犬の妖怪さ」
「私の名前は風見幽香。四季の花妖怪よ」
その名前を聞いて思い出した。こいつ、陰陽師連中に超危険視されている大妖怪じゃん、俺も大概な奴を相手にすることを内心後悔し始めていた
ゆうかりん登場!
ゆうかりん綺麗でかわいいですねぇ
虐めてください!Mじゃないけど!
・・・すいません。GWに休み無くテンションがかなり変な方向に走ってしまっています