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(仮タイトル)すらいむ?に転生  作者:
すらいむ?転生
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戦闘準備、私の策

 一対多数戦の為の作戦作り

どうも、 生き残るために強くなろうとしている者です。

 強くなければあの豚のように殺されるような環境だからな、私にはきついが何とかなるだろう。

早く強くならなければ死んでしまう……

 

 あの化物を殺すことと食べることのどちらでもよさそうだが、そうすれば強く成れるようだ。

そして相手が自分より強いほど成長が早くなる。

 ――――――――豚は自分よりかなり強かったようだ。


 そうとわかれば私の行動は早かった。 まずは偵察から始めた。

 周りのものを最大限に活かさなければ死んでしまう確率が上がるからな。

面倒だが私には正面から闘り合って生き残れる自信がない。そうするのはもっと強くなってからだな。


 触手を使ってこの湖の周りには3種類の化物がいた。

 子鬼と犬人と豚人だ。

 解析を使った結果名前は‘ごぶりん’‘こぼると’‘おーく’というらしい

 子鬼(ゴブリン)は薄汚い色をしていて、背丈は小さく、頭に小さな角が生えている。

 犬人(コボルト)はそのまま二足歩行の犬だ。人が立っているような姿だったのでそう勝手に呼んだ。

 豚人(オーク) こいつはこの前食べたやつと同じ種類のようだ。

 

 この3種類とも繁殖力が強いようだ。 特に子鬼と豚人が多かった。

 種族として一番強いのは豚人のようだが、時々犬人にやられているところを見かけた。

どうやら武器の扱いが一番うまいのが原因のようだ。

 槍を無闇に振り回す豚人と確実に攻撃を当てていく犬人。

 1対1ならどちらが勝つかわかるだろう。

 

 と、いうことで一番弱い子鬼から殺していくことにする。

 3種族はうまくバランスが取れているようで、

 豚人が犬人を襲う→犬人が子鬼を襲う→子鬼が人里をよく襲うまたは魔法を使って豚人に攻撃

という連鎖が起こっている。

 

 子鬼は魔法を使える個体と使えない個体がいて、威力も同じ強さの個体でも強い個体と弱い固体がいる

 このことから魔法の威力はある程度種族で決まり、強い、弱いは個体差があることがわかる

 私の魔法の威力は強いほうのようで、子鬼の魔法は豚人に集団で焼き殺すのに対し、私の魔法は一発で火達磨に出来る。

 1発で殺せないし、連発もできないので余り使えないが


 人に逢いたいと想ったが今の私はあいつらと同じ化物。 見つかれば殺されてしまうだろう。

 そんなのは嫌だ。

 私は元人間だから、何もしていないのに剣を向けられるのは辛いし嫌なんだ。

 私は普通の人間――――その他大勢といった立ち位置だったからよく判る

 人は自分と少し違う人間を好み、かけ離れている人間を迫害する。

 事実、私の親友は他の男子から距離を置かれていた。

 ……たぶん怖いからだ。 皆、天才と呼ばれるやつには関らないか気に入られようとするのどちらかだ。

 

 今の私はどこからどう見ても人間ではない。 出会えば間違いなく殺される。

 

 子鬼は他種族の雌または同種族の雌と生殖行為をすることによって繁殖するようだ。

この間犬人の雌を集団で襲っていたのを見たことがある。 豚人も同じようしてに繁殖するようだ。

 発見した時は見るに絶えず、思わず逃げ出してしまった


 子鬼は弱い割りに大勢いる。 それこそ他の種族よりも多く、子供の成長も早い。

 群れの中には他の種族にも言えることだがそれぞれ長がいた。

 かなり強そうで知恵もそれなりにあるようだ。 こいつにだけ気をつければ大丈夫だろう


 子鬼は群れるが長以外知恵がない。 群れているのも長の命令だろう。



 と、いうことはこいつさえ殺せば命令系統は駄目になるのだろう。 

 なんだかゲームのようだな。 

 だが私は経験値を溜めたいのだ、皆殺しにする。

 

 私の策はこうだ

 

 子鬼の数を減らしていけば長もその内気付く。 

 そして身を守る為に一箇所に固まるように指示を出すだろう。


 巣穴に戻った子鬼達の出入り口を1箇所を除いて塞ぐ。 入り口を崩せばいいだろう。

 

 外に残った子鬼は1匹を残してそれ以外を殺して吸収する。

 

 残した一匹を巣に逃げ込ませて恐慌状態にする。

 

 それを追いかける。 その際入り口を1つを除いて総て塞ぐ。

 

 曲がり角があっても出口を塞いであるから逃げられない。 結果、更に地下のほうにいくことになる。

 

 どんどん追い詰めていって最後には長と戦うことになるのだろうが、一対一ならば勝てるだろう。

 

 複数と戦う時は魔法を使う固体の援護が厄介なので優先して殺す。


 この作戦ならばいけるだろう。

 最初は一番小さい巣を襲うから失敗することはないはずだ

 

 幸い私のいる地域はこの世界でもかなり端の方のようで、小さな人里があるが、そっちの方向以外は海に囲まれている。

 木々の多い森林地帯でもあり、身を隠すのに良い。

 奇襲にもいいだろう。

 


 子鬼が最初の襲撃で巣を捨てることはないと思うが、できることなら、一回目で決めたい。




 奇襲しか思いつきませんでした

 幸い攻撃力はあるので、刺して貫いて突然酸をぶっ掛けて溶かす作戦です


 現段階ではゴブリンに正面から戦って、一人では勝てません。

 が、成長します。 ゆうじろうの如く

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