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(仮タイトル)すらいむ?に転生  作者:
すらいむ?転生
10/26

封印されし聖剣

 聖剣は刺さってるのが王道だと思うんです。


 どうも、気がついたらこの森の化物全て吸収していたものです


 あの後、回収し終わったら、自分の体がありえないほど大きくなっていた

 実は自分の体は中型犬ほどの大きさしかなかったのだが、今は木よりも大きく、動くだけで木々を薙ぎ倒してしまう。 


 これでは目立つので、『圧縮』で体を圧縮すると、触手の威力と力が上昇した。

 触手も、かなりの長さまで伸ばせるようになった。

 どのくらいかというと、この森から人里を通って唯一道らしい道に少し入るぐらいだ。


 それと、もう一つ、重大なことがわかった。


 先ほど手に入れた能力に、人間に擬態する能力を得た

 正確には人型なら何でもいいようだが、さっそく人間化することにした


 久しぶりに2本の足で歩いたような気がする

 触手はやはりこの体でも出せる。

 今は全裸なので、少し恥ずかしいが誰もいないのでまあ、気にしない


 私は、もうこの森の化物を吸収してしまったので、この地域を縄張りとする化物の王となってしまっていた。

 雑音が混じってよく聞こえない名前だったので詳しくはわからないが、あの祭壇に何かが封印されていたようだ。

 まさかとは思うが、私の体は封印されていて、私の魂が宿ったことで動き出したんじゃないかと思うと気が気じゃない。

 私したのは転生で、憑依ではないのでそれはないと思うが少し気になる



 なので、あの祭壇に行ってみると剣が突き刺さっていた

 某げーむに出てくる聖剣のようだった


 真理の魔眼を使ってその剣を理解しようとする


 

 名前:聖剣・万の勇気と(ブレイブ)億の希望を背負った剣(ハート・ジ・ホープ)

 種族:聖剣

 性別:?

 状態:封印

 Level:132

 生命力:10000/30000

 魔力:5000/10000

 攻撃力:1050

 防御力:405

 素早さ:341

 器用さ:167

 賢さ:29

 魅力:286


skill

『聖剣伝説』

『精霊化』

『封印されし聖剣』

『勇者の剣』

『選定』

『光の加護』

『魔法攻撃力増』

『魔法防御力増』

『闇属性魔法半減』

『光属性魔法効果2倍』

『自働回復』

『自働修復』

『不朽』

『魔力吸収攻撃』 

『魔力開放』




 まじで聖剣だった。

 どうしよう、とりあえず抜けばいいのかな?


――――――――あれ?聖剣?


 聖剣があるなら魔剣とか魔王とかがいるのがお約束だろ。

 私が抜いてしまったら拙かったりするよな。


 少しだけ、食べてみてもいいかな……?




 と、いう訳で少しだけ齧って吸収しました。

 美味しかったです

 もっと食べたい衝動に駆られましたが、そこは我慢

 これ以上はばれてしまうだろう

 少し刃こぼれしてる程度で抑えておかなければ……




 Skill get

 聖剣:万の勇気と(ブレイブ)億の希望を背負った剣(ハート・ジ・ホープ)の一部を吸収しました

 NEW『半精霊化』

 NEW『光の加護(弱)』

 NEW『魔力開放』

 NEW『光属性魔法効果1.5倍』

 NEW『勇者』 ※このスキルを使用するための条件を満たしていません

 NEW『魔力吸収攻撃(弱)』

 NEW『聖剣』



 ちょこっとだけ齧っただけなのになんか私自身が聖剣化してしまった

 なぜか勇者になってるみたいだし、確かに聖剣食べるなんて勇気が要るけどさ。

 ……条件満たしてないってことはあれ抜いたら私勇者?

 

 やだよ。

 勇者なんて。


 そんな厄介そうなことには首を突っ込まないのに限るんだ。

 これは親友との経験でわかったことだ。

 首を突っ込めば、間違いなく面倒なことになる


 というわけで、この聖剣はここに放置しておこう。

 いつかここに取りに来る勇者がいるのだろう。

 

 少しふざけて、自動操縦の分体を一体この地域に放しておく。

 こいつの設定は防衛

 この祭壇の周辺の防衛をさせる


 もちろん子鬼などの化物を自働で掃討、吸収するから地味に強くなるので勇者には苦戦してもらうことになるが、この程度の敵を倒せない程度では世界は救えない。 

 

 勇者にはがんばってもらおう

 


 

 ここらの化物は暫くの間は現れそうに無いので最近手に入れた、『擬人』の力で村に行くことができそうだと考えた私は早速人型になろうとした。


 しかし、あまり想像が上手くいかない。

 最近は人間より化物を見ていたので、がんばっても豚の鼻や犬の耳と尻尾が生えてしまう。

 基本となる顔すらあまりできていない


 仕方が無いのでがんばって人間の頃の自分の顔を精一杯思い浮かべた。

 地味な顔なので難しかった。


 出来上がったのは自分の顔、それよりも更に地味で顔をみても1時間後にはいつの間にか忘れられているような顔だった。


 体には熱があり、弾力があり、筋肉があり、骨があり、関節があった。

 あくまでも擬態して出来上がったもののようだが、それでも今の私には嬉しい。


 人の身長の高さがとても楽しい

 この大きさは大体豚人と同じくらいの大きさで174cmある。

 因みに私の人間の頃の身長は167cmだ。

 少しぐらい大きくなったっていいだろう?

 

 親友と背の順の番号の3、4番を争っていたのは忘れたい思い出である……



 さて、先ずはここから一番近い村まで行ってみるとしよう。

 人とやっと言葉を交えることが出来る。

 楽しみだ。

 今までの中で一番粗い出来あがり。

 もっと頑張ります。

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