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回文短歌風(まだ行くか? 700まで)五十首詠 651-700


挿絵(By みてみん)


01(651)

 飯は手に 何時もだ宴 刺さる夜 捧げた歌も 遂に出始め

 めしはてに いつもだうたげ ささるよ(る ささげたうたも ついにではじめ)


02

 早々ね 小腹が危険 問う暫し 饂飩激辛 箱根ヤバヤバ

 はやばやね こばらがきけん とうしば(し うどんげきから はこねやばやば)


03

 毒素の矢 ペニスにペニス 気合買い 飽きずにペニス 荷部屋覗くと

 どくそのや ぺにすにぺにす きあいか(い あきずにぺにす にべやのぞくと)


04

 澄ます眉 強がるときは 過ぎ去るさ キスは気取るか 夜露増々

 すますまゆ つよがるときは すぎさる(さ きすはきどるか よつゆますます)


05

 異なサイン 二人既知の世 飛び立った 一夜の契り たぶん誘い

 いなさいん ふたりきちのよ とびたっ(た ひとよのちぎり たぶんいざない)


06

 濡れた身で 雨降り誰も 吸う葉っぱ 埋もれたリフ 目当て乱れぬ

 ぬれたみで あめふりだれも すうはっ(ぱ うずもれたりふ めあてみだれぬ)


07

 村に鳥 路地を起点に 区画引く 確認敵を じろりと睨む

 むらにとり ろじをきてんに くかくひ(く かくにんてきを じろりとにらむ)


08

 血が疼き 死産巨人は 草陰か 昨晩除菌 刺し傷穿ち

 ちがうずき しざんきょじんは くさかげ(か さくばんじょきん さしきずうがち)


09

 賭けた身よ S蛋白は 増加しか 嘘剥ぐ番だ 末、黄泉だけか

 かけたみよ えすたんぱくは ぞうかし(か うそはぐばんだ すえよみだけか)


10

 時来たか 中の法螺吹き 行かないな 外機部ラボの 金型危機と

 とききたか なかのほらふき いかない(な がいきぶらぼの かながたききと)


11

 狩りが雑 相方の鷲 出たくなく 縦皺の鷹 威圧盛りか

 かりがざつ あいかたのわし でたくな(く たてじわのたか いあつざかりか)


12

 幸いに 熱気が距離も 追加とか いつも旅記書き 常ねに祝いさ

 さいわいに ねっきがきょりも ついかと(か いつもりょきかき つねにいわいさ)


13

 皆人と 浮き寝の床に 雉子模し 危機に琴の音 灸と飛波

 みなひとと うきねのとこに きぎしも(し ききにことのね きうととびなみ)


14

 慕わしい 背黄青鸚哥セキセイインコ いささめさ 「再婚いいぜ!」 帰省時渡し

 したわしい せきせいいんこ いささめ(さ さいこんいいぜ きせいじわたし)


15

 替ふ党に 過去染みわたる 女かな 見折る峠見し 古歌に歌ふか

 かふたうに かこしみわたる をみなか(な みをるたわみし こかにうたふか)


16

 唐土の 松の古枝の 髻と 友のエルフの 妻のし衣

 もろこしの まつのふるえの もとどり(と とものえるふの つまのしころも)


17

 守る露を 華毎に靡く 女かな 身招く雛にと 古歌を讓るも

 もるつゆを かことになひく をみなか(な みをくひなにと こかをゆづるも)


18

 恥も知れ 積もるとも見ず 只一日 佇み悖る 縺れし文字は

 はじもしれ つもるともみず ただひと(ひ たたずみもとる もつれしもじは)


  恥も知れ 積もるとも見ず 只一日 佇み悖る 縺れし綟は

  はぢもしれ つもるともみす たたひと(ひ たたすみもとる もつれしもぢは)


19

 唐恋し 流るる川の 清か赤 夜座の図るる 哀しぶ小歌

 たうこふし なかるるかはの さやかあ(か やざのはかるる かなしふこうた) 


20

 一方と 帰途に閉ざすな 出戻りと もてなす里に 朱鷺と鷹飛び

 ひとかたと きとにとざすな てもどり(と もてなすさとに ときとたかとび)


21

 魚の目 君の熱気は 黒く泣く ログは狐の 右目の中さ

 さかなのめ きみのねっきは くろくな(く ろぐはきつねの みぎめのなかさ)


22

 信じよう 撮った写真が クズ狩るか すぐ感謝した 集うよ紳士

 しんじよう とったしゃしんが くずかる(か すぐかんしゃした つどうよしんし)


23

 過る雲 パパッと饂飩 弛まぬ間 油断唐突 パパも来る気よ

 よぎるくも ぱぱっとうどん たゆまぬ(ま ゆだんとうとつ ぱぱもくるきよ)


24

 尖る雲 「ははは」と走り 笑顔なお 帰りし波止場 母も来るかと

 とがるくも はははとはしり えがおな(お かえりしはとば ははもくるかと)


25

 冷めた目は 右か左か 聞かないな 鍵借りた日か 君嵌めた目さ

 さめためは みぎかひだりか きかない(な かぎかりたひか きみはめためさ)


26

 浸るのか シコってないで 手遊びさ ステディ撫でつ 小鹿乗る旅

 ひたるのか しこってないで てすさび(さ すてでぃなでつ こじかのるたび)


27

 思慕の夜 過ぎ行く夏に 小忌知らし 澪に繋ぐ湯 帰する夜の星

 しぼのよる すぎゆくなつに おみしら(し みおにつなぐゆ きするよのほし)


  潮の夜 過ぎ行く夏に 小忌知らし 澪に繋ぐ湯 帰する夜の星

  しほのよる すぎゆくなつに をみしら(し みをにつなぐゆ きするよのほし)


28

 流し泣け 年の四とせに 生者も 真名に世と夜の しどけなしかな

 ながしなけ としのよとせに なまもの(も まなにせとよの しどけなしかな)


  ※ 歳、齢、都市、徒死、賭し


29

 戻る意思 見切る決意へ 動きなき 公平告げる 君強いる友

 もどるいし みきるけついへ うごきな(き こうへいつげる きみしいるとも)


30

 耐える筆 強がる友に 白示し 路地に戻るか 酔って震えた

 たえるふで つよがるともに しろしめ(し ろじにもどるか よってふるえた)


31

 走る筆 鳩飛び呑んで 唾吐くは 罰点の人 ド派手ぶる詩は

 はしるふで はととびのんで つばはく(は ばってんのひと どはでぶるしは)


32

 避けようよ 最低な嘘 痛み噛み 大層泣いて 猶予うよ今朝

 さけようよ さいていなうそ いたみか(み たいそうないて いざようよけさ)


33

 勝てる気が 担い手勇み 交わすパス 我が身最低 何か切る手が

 かてるきが にないていさみ かわすぱ(す わがみさいてい なにかきるてが)


34

 色好いな 羅針盤ごと 突き出した きっと今晩 知らない鎧

 いろよいな らしんばんごと つきだし(た きっとこんばん しらない鎧)


35

 二度はない 歴代寝間で 無学吐く 雅夢で招いた 綺麗な鳩に

 にどはない れきだいねまで むがくは(く がむでまねいた きれいなはとに)


36

 描き変える 草色GOOD 媚びないな 日毎繕い 探る絵描きか

 かきかえる くさいろぐっど こびない(な ひごとつくろい さぐるえかきか) 


37

 描き変える 草葺も良き 高鳴るな 難き蓬生 探る絵描き

 かきかえる くさぶきもよき たかなる(な かたきよもぎふ さぐるえかきか)


  ※ 蓬生 よもぎ-ふ よもぎなどの雑草が生い茂っている所。草深い荒れた所。


38

 神懸かり 逆巻く夏日 奇怪か 月日繋ぐ間 飾り鑑が

 かみがかり さかまくなつび きっかい(か つきひつなぐま かざりかがみが)


39

 感じ入る 解き交う組織 意向買う 小粋思想家 気取る異人か

 かんじいる ときかうそしき いこうか(う こいきしそうか きどるいじんか)


40

 叶う恋 精通の記事 グロく浮く 六識の鬱 異性乞う中

 かなうこい せいつうのきじ ぐろくう(く ろくしきのうつ いせいこうなか)


  ※ 六識(ろく‐しき) 仏語。六根をよりどころとし、六境を対象とする、六つの認識の働き。眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識の総称。


41

 弄って レイプ昨日も 狼狽えた 老耄の義父 入れて尽くさま

 まさぐって れいぷきのうも うろたえ(た ろうもうのぎふ いれてつくさま)


42

 掻い探る 混ぜ物萌えつ 川狩りか 分かつ獲物も 迫る愚妻か

 かいさぐる まぜものもえつ かわかり(か わかつえものも せまるぐさいか)


43

 神野かな マジ罌粟畑 夏花は 繋げた艀 島中の身か

 かみのかな まじけしばたけ なつばな(は つなげたはしけ しまなかのみか)


44

 千代野かな マジ罌粟畑 夏風か 繋げた艀 島中の余地

 ちよのかな まじけしばたけ なつかぜ(か つなげたはしけ しまなかのよち)


45

 頻る枝か 見よ罌粟畑 芽胞舞う 帆影だ艀 蘇る岸

 しきるえか みよけしばたけ がほうま(う ほかげだはしけ よみがえるきし)


46

 今めく子 疼き行き先 シアター(だ 悪しき先行き 数刻眩暈

 いまめくこ うずきゆきさき しあたー(だ あしきさきゆき すうこくめまい)


47

 馬屋の裏 荒みがら空き シアターだ 悪しき荒神 流離う野山

 まやのうら すさみがらあき しあたー(だ あしきあらがみ  さすらうのやま)


48

 会う夜中 気弱虚ろ日 エスパーは 末広通話 善きかな養痾

 あうよなか きよわうつろび えすぱー(は すえひろつうわ よきかなようあ)


  ※ 養痾(よう‐あ) 病痾を療養すること。長わずらいの療養をすること。


49

 昨夜な退き 年と春との 煙し橋 武家の取る刃と 粢供えよ

 よべなそき としとはるとの けふしは(し ぶけのとるはと しとぎそなへよ)


  ※ 昨夜(よ-べ) 昨夜さくや。ゆうべ。夜半から夜明け前までの時点では、それまでに過ぎた夜分をいい、夜明け以後の時点では、その夜明けまでの一晩をいう。

    退く(そ・く ) 離れる。遠ざかる。退く。逃れる。

    しとぎ 神前に供えるもち。水でこねた米の粉を長円形に固めたもの、または蒸してついたもち米を長い卵形に作ったもの。「しとき」とも。


50

 軽い手間 つい買う本誌 右翼説く 用心棒が いつまでいるか

 かるいてま ついかうほんし うよくと(く ようじんぼうが いつまでいるか)



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