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四十六から五十

挿絵(By みてみん)


46

 今めく子 疼き行き先 シアター(だ 悪しき先行き 数刻眩暈

 いまめくこ うずきゆきさき しあたー(だ あしきさきゆき すうこくめまい)


挿絵(By みてみん)


47

 馬屋の裏 荒みがら空き シアターだ 悪しき荒神 流離う野山

 まやのうら すさみがらあき しあたー(だ あしきあらがみ  さすらうのやま)


挿絵(By みてみん)


48

 会う夜中 気弱虚ろ日 エスパーは 末広通話 善きかな養痾

 あうよなか きよわうつろび えすぱー(は すえひろつうわ よきかなようあ)


  ※ 養痾(よう‐あ) 病痾を療養すること。長わずらいの療養をすること。


挿絵(By みてみん)


49

 昨夜な退き 年と春との 煙し橋 武家の取る刃と 粢供えよ

 よべなそき としとはるとの けふしは(し ぶけのとるはと しとぎそなへよ)


  ※ 昨夜(よ-べ) 昨夜さくや。ゆうべ。夜半から夜明け前までの時点では、それまでに過ぎた夜分をいい、夜明け以後の時点では、その夜明けまでの一晩をいう。

    退く(そ・く ) 離れる。遠ざかる。退く。逃れる。

    しとぎ 神前に供えるもち。水でこねた米の粉を長円形に固めたもの、または蒸してついたもち米を長い卵形に作ったもの。「しとき」とも。


挿絵(By みてみん)


50

 軽い手間 つい買う本誌 右翼説く 用心棒が いつまでいるか

 かるいてま ついかうほんし うよくと(く ようじんぼうが いつまでいるか)


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