第72話 月日が経ち…
ファリオンの細かい成長は番外編かスピンオフあたりで出そうと思ってますので今回は細かくは紡いでませんのでご了承の上見てくださるとありがたいです。それではどうぞ!
───あの日から二年が経った。
私、ファリオンはミセーラ侯爵家の養子になっては勉学・作法・ダンス・剣術・魔法…などを学び気づけば昔のような口調や態度では無くなっていて感情があまり表に出なくなっていた。
「…はい、今日はここまで〜」
そう、優しい声色で手をパチンと叩いたこの人はルセア・ミクス様。出会った時から私に魔法を教えてくれる方でよく面倒を見てもらっていた、私はルセア様にぺこりとお辞儀をするとにっこりとした笑顔で私にルセアさんは個包装した物を渡してきた。
「これ。リヴィア様がファリオンにと魔道具研究長と掛け合って作った物らしいよ」
「…そう、ですか」
私は戸惑いで震える手でそれを受け取り、箱を開けてみると中には黒の眼帯が入っていて思わず顔を上げじっ…とルセアさんを見つめると頬をポリポリとかきながら視線を逸らし話し出す。
「これは心の声が視えるのをこの眼帯を付けると視えなくするための魔道具なの。…リヴィア様が『常に視えると辛いだろうからファリオンに渡して欲しい』と私に預けてくださったんだ。だから安心してつけてみて」
……あぁ、やはり。リヴィア様はやさしい
私は胸の奥がじんわりと温まるのを感じ、その眼帯を付けると本当に浮かび上がる文字が視えなくなっていて思わずルセアさんを二度見するも全く出ないでいた。リヴィア様は私を側近にするためにミセーラ侯爵家の養子へと掛け合ってくださったが…それからというもの、私はリヴィア様とは会っておらず日々が慌ただしく過ぎる毎日だったが、私はリヴィア様のため二年もの間努力を重ね…気づけば感情が顔に出なくなっていた。
……貴族社会のなか顔に出なくなるのもいいことか
そう、私は割り切った考えをしルセア様へと礼をするとルセア様は優しい笑顔をしたあとその場を後にした。
……リヴィア様には、いつ会えるのだろうか
胸がチクリと痛むが気にしてる暇もないため私は本を閉じ、次の勉学の部屋へと向かった。
ここまでの読了お疲れ様でした!
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