第53話 リヴィアとの対談
────王宮に泊まってから3日が経った頃。
紅茶の香りがふわりと王宮の応接室に広がるなか、なぜか私だけリヴィア様に呼ばれ軽く談笑していた時だった。リヴィア様は何かを思いついた声色で私に告げたのは
「そうでした!クロエさんには、ウィザードベスニアのバッジを渡さなくてはならないのをすっかり忘れてました…笑」
手をぽんっ─と叩いては困った笑みで頬をかくリヴィア様に私は驚き、思わず前のめりになってリヴィア様に聞く。
「……ウィザードベスニアって、まさか!あの無詠唱使いのみが付けられるバッジのことですか!?」
私が思わず少し大きめな声で聞くと、リヴィア様はきょとん─とした表情をしたあと、不思議そうな声色で私に告げる。
「なぜウィザードベスニアのことをご存知なのでしょうか?」
こてん、と首を傾げながら聞いてくるリヴィア様に私はごくりと唾を飲み込んだあと顔を顰めながら説明する。
「…それは、私が独自でゼフィール王国について学んだ時に発見したことなんです。私が冒険者をしたくてこの国に来たのもそうなのですが…、実は無詠唱使いを希少としている国はゼフィールしかいないんです、だから私はこの国に来たんです」
そう言葉が詰まりながらも説明する私にリヴィア様は優しい微笑みを浮かべながらも儚げな笑顔で私の瞳を見つめながら告げた。
「そうだったんですね、なら話が早いですね。そのバッジをクロエさんに渡そうと思ってたんですが…、渡すとなると他のウィザードベスニアの方々と会わなければ行けないんです、クロエさんはどうしますか?」
真剣な表情で告げるリヴィア様に私は胸がどきりとするのを感じながら心の中で思う。
……たしか、ウィザードベスニアの称号を持ってる方はゼファー含め5人いたはずだから残り4人の方々に合わなければいけないってことね。まぁ、大丈夫だと思うわ
私はふぅ…と息を吐いたあと真剣な眼差しを向けながらリヴィア様に笑顔で告げる。
「私は大丈夫ですよ」
その瞬間───。リヴィア様の張り詰めた雰囲気が柔らかくなるのを感じ、そっと微笑みを浮かべたリヴィア様は口を開いた。
「なら、泊まりが終わる日に皆様を招待いたしますのでその日は早めに起きてもらうことは可能でしょうか?」
「ええ、大丈夫ですよ」
私は微笑みを浮かべながら応えるとリヴィア様は優しい笑顔になったあと、真剣な表情で告げた。
「…ありがとうございます。それと、アスティアンが外部に漏れたことに関しましては……まだ、詳細がわかってないためくれぐれも外に行く際は気をつけてくださいね?」
そう語気を強めに告げたリヴィア様に私は真剣な表情でこくりと頷くと優しい微笑みになりながら、リヴィア様はラヴィア様の話しをしてくださった。
ここまでの読了お疲れ様でした!
読んでくださり本当にありがたいかぎりです。「こういうキャラ好き!」「この展開アツかった!」などなど……、どんな感想でも大歓迎ですのでもしよければ一言だけでも構いません。気軽に感想やコメントしていただけると作者兼読者としても飛び上がるほど嬉しいです!!
それと強制ではないのですがよかったらブックマークや下の評価、いいねなど押していただくと助かります!無理にとは言わないのでご安心を……閲覧してくださることに意味がありますので気ままに見てくださると嬉しいです!これからもぜひよろしくお願いいたします。




