表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王子の『元』婚約者だった私。追放された先で楽しく冒険者をします!  作者: もち
第1章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

53/78

第51話 クロエの変化




────あかい月が夜を照らすなか、私はベッドの上から窓辺を見上げながらゼファーと出会ってからの事を思い出していた。



……ゼファーをきっかけにシオンさんやリヒトさんたちと会えたこと、初めての魔物討伐があっさり終わったこと、その後アイリーを保護し冒険者に一緒になったこと…、本当に色々あったけど充実した日々を過ごしてるわね



私は頬杖をつきながら窓を見上げてふと思う。



「独りで抱え込まなくなったのは…気のせい?」



ぽそりと零れた言葉に私は自分の中にあった今まで溜めてきた感情が無くなってるのに気づき、前のように隠れて泣くことは無くなってた。



「……そっか。よかった」



その瞬間───、安堵の涙が溢れだし気づけば目元が見えなくなるほど涙が止まらなくなっていたけどなぜか、心がふわりと暖まるのを感じ私は初めて声を殺さずとめどなく溢れる涙に身を委ねていた。




その後涙が落ち着き───、私は目元を拭いながら空を見上げある決意を固めた。



「…絶対。私の力は悪用しない…必ず」



そう前を向き決意を固めた私はベッドに寝転び瞼を閉じながら明日への想いを馳せた───。





★★★★★★





───あかい夜月が街を照らすなか、ローブを纏った者が2人空を浮遊しながら話していた。



「いやぁ〜、あの子本当に強いわ。さすがあるじが欲しがるだけあるよなぁ」



宙をくるくると移動しながらもう1人に話す気だるげな人物はなにやら興奮して落ち着かないようだった。



「まさか特殊魔法を本当に生み出せるなんて俺今までの経験一度もなかったから超楽しかったんだぜ?いいだろいいだろ!」



ピタリ─と止まったかと思えばもう1人の者に自分が上だというように楽しそうな声色で告げるが、その者はため息を吐いたあと告げる。



「…あら、それなら私もあるじの指示で駒1つ捕まえたのよ?…それにこれから面白いことになるのをあんたも感じてるでしょ?」



妖艶な笑みで笑うもう1人はこれからの展開を予測し楽しんでいるようで、どこか怪しげな雰囲気を纏いながら目の前にいる者に問いかけると嬉々とした声色で口を開く。



「そうなんだよなぁー!!…って、そろそろ帰らないとあるじに言われるぜ?」

「そうね、早く戻りましょ」



その瞬間…、あたりは灰が覆い気づけば浮遊していた者たちはいなくなっていた。




────朱い月夜が照らすゼフィールに一体何が訪れているのか、この時はまだ誰も知らない…





ここまでの読了お疲れ様でした!

読んでくださり本当にありがたいかぎりです。「こういうキャラ好き!」「この展開アツかった!」などなど……、どんな感想でも大歓迎ですのでもしよければ一言だけでも構いません。気軽に感想やコメントしていただけると作者兼読者としても飛び上がるほど嬉しいです!!


それと強制ではないのですがよかったらブックマークや下の評価、いいねなど押していただくと助かります!無理にとは言わないのでご安心を……閲覧してくださることに意味がありますので気ままに見てくださると嬉しいです!これからもぜひよろしくお願いいたします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 もちさん、こんにちは。 「王子の"元"婚約者だった私。追放された先で楽しく冒険者をします! 第51話 クロエの変化」拝読致しました。  クロエ回想。  もう、私、一人じゃない。(シル、存在感無い…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ