第49話 王宮図書室
────あれから1日が経った頃、私は王宮の図書室に訪れていた。本の匂いがかすかに香り私は深呼吸をし、目を輝かかせながら色んな場所にある本を読み込んでいた。
「…………」
図書室には司書さん以外誰もいなく静かに本を読み込んでいたそんな中……私はカラトリック厄災という単語に引っかかっりを覚え一度言葉に出して呼んでみる。
「カラトリック厄災とは。ゼフィール王国に何百年に一度、原因不明の魔物が大量発生する謎の現象のことを示す厄災。その原因は未だ分からずにいる……って、これ。あの魔物討伐の時と似てないかしら?」
眉間に皺を寄せ嫌な予感がするのを感じる私はすぐさま本を閉じ、図書室から出ようとすると司書さんが私の目の前に現れにっこりとした笑顔で声をかけてきた。
「クロエさん、もうお帰りになるのですか?」
「え?」
私はびっくりして思わず少し目線が高い司書さんの瞳を見上げると司書さんは目を見開いたあと、やわい笑顔で口を開いた。
「僕はシアと申します、この王宮図書室で司書をしてるんです。クロエさんのお名前はリヴィア殿下やラヴィア様から伺っていましたのでつい声をかけてしまいました」
そうやわい笑顔で言うシアさんに私はただならぬ何かを感じ取り思わず笑顔を貼り付けながら口を開く。
「そうだったんですね、私はクロエと申します。これから仲良くしてくださると嬉しいですわ」
そう笑顔で伝えるとシアさんはやわい笑顔のまま頷きパタン──と司書室への扉を閉め中に入ってしまった。
……なんか、笑顔に偽り感があったのは気のせいなの?
少しの疑いが心に残るが、私はアイリーたちに呼ばれてたのを思い出し持っていた本を閉じ元に戻したあと図書室から出た。
★★★★★★
「それでね!クロエがね、ボクとお揃いの制服買ってくれたんだ!ボク、本当に嬉しくて楽しくてにこにこしちゃったの!」
ニコニコと楽しそうにこの前のことを話すアイリーに私とゼファー、シルにカラム様は微笑ましい様子で見ていたらカラム様が微笑みを浮かべながら口を開いた。
「本当に…クロエが幸せそうで安心したわ。ゼファーさん、アイリーさん。クロエを見つけて下さり本当にありがとう」
そう優しい笑顔で言うカラム様に私は心の底からこの人に出会えて良かったと思うほどカラム様に救われてたのだと気づいた。
そんな言葉を受け取ったアイリーとゼファーは笑顔で『こちらこそ』と言っていたのに私は少しの恥ずかしさが残るがどこか嬉しくもあり笑顔を浮かべていたら……カラム様が真剣な表情をしながら口を開いた。
「……クロエ、今から大事なことを話すから聞いてくれないかしら?」
その瞬間────、カラム様が防音魔法を唱えさっきまで明るかった雰囲気が嘘のように静まりかえっていた。私は覚悟を決め、こくりと頷くとカラム様は笑顔でお礼を言い話し出した。
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