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王子の『元』婚約者だった私。追放された先で楽しく冒険者をします!  作者: もち
第1章

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第35話 休日の買い物



活気のある王都セルズの街並みにある一角の服屋でアイリーが目をキラキラさせながら私の服を優しく引っ張りながら言ってきた───。



「クロエ……ボク、クロエとお揃いの服がいい!!」



そう少しの期待と不安が入り交じった瞳で言うアイリーに私は頬が緩み笑顔で答えるとアイリーは花が咲くような笑顔をし、あれこれと服を私の前に持ってきた。



……あぁ、もう本当にアイリーは可愛いわ。



楽しそうに進めてくれるアイリーに心の奥がじんわりとひだまりがあたるような居心地の良さを感じていた。



そんな時───、アイリーの耳がピンっと立ち上がり今まで進めてきた服を元に戻したと思ったら私の元に近づいてきて不思議そうな表情かおで言った。



「クロエは学園に行ったことある?」



その問に私は少し息が詰まりそうな感覚がしたがアイリーは純粋に聞いてるだけだと私は言い聞かせ、アイリーの頭を撫でながら言う。



「……あるわ。けどなんでそんなことを聞くの?」



悟られぬよう私は穏やかな笑顔で言うとアイリーは目をキラキラさせながら前のめりで私に告げた。



「ボクね。実は制服?って言うのに憧れてて、もしクロエが制服を知ってるなら似たような服でボクとお揃いにしたいな〜って思ったんだ!」



───屈託のない笑顔で告げるアイリーに私まで笑顔になってしまい、さっきまでの不安は消えていき私も一緒に探すことにした。





★★★★★★






そして探してから1時間が経った頃────。




更衣室からアイリーが出てきたと思えば自分の服にキラキラと目を輝かせていた。……アイリーのスカイブルーの瞳にショートボブの黒メッシュ……、服は紺色の長いジャケットに白のワイシャツと黒の膝丈スカート……、そして髪飾りにピンク色のリボンを付けたとても可愛らしい女の子がそこにいて思わず目を見開いた。



「……アイリー、本当に可愛いわ」



零れるようにもれた声にアイリーは耳をピクリと動かし私の元に来たと思えば笑顔で言った。



「クロエも可愛いよ?…ボクの髪色のリボンとボクとお揃いの服、似合ってる!!」

「……ふふ、ありがとう」



誰かにそう言われたのは初めてで、少しの戸惑いが顔を出てしまうがアイリーに笑顔でお礼を言うと、満足気な表情をしていた。


その後私はお会計を済ませ店を出ようとしたら、ちょうどゼファーが冒険者装備の買い出しも済んだらしく外の壁に寄りかかっているのを見つけたアイリーはゼファーの元に駆け寄りドヤ顔でゼファーに言った。



「ふふん!ゼファーいいでしょ?ボクとクロエ、洋服お揃いなんだ!!」



そうゼファーに言ったアイリーにゼファーが私の方を見たあと、目を見開き少し戸惑ったような表情をしたあとはにかんだ笑顔で私とアイリーに言った。



「……お揃いのコーデいいじゃん!似合ってる」



少しの間が出来て言うゼファーに私は少しの違和感を覚えたが、アイリーが楽しそうに話すためその疑問はどこかへと行ってしまった。



……まぁ、楽しそうならいっか。



そんなふうに思いながら私は2人の会話に和み、その後私たちは近くのカフェによりお喋りをしたあと、次の買い物へと向かいセルズの街を堪能した──






ここまでの読了お疲れ様でした!

読んでくださり本当にありがたいかぎりです。「こういうキャラ好き!」「この展開アツかった!」などなど……、どんな感想でも大歓迎ですのでもしよければ一言だけでも構いません。気軽に感想やコメントしていただけると作者兼読者としても飛び上がるほど嬉しいです!!


それと強制ではないのですがよかったらブックマークや下の評価、いいねなど押していただくと助かります!無理にとは言わないのでご安心を……閲覧してくださることに意味がありますので気ままに見てくださると嬉しいです!これからもぜひよろしくお願いいたします。


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 もちさん、こんにちは。 「王子の"元"婚約者だった私。追放された先で楽しく冒険者をします! 第35話 休日の買い物」拝読致しました。  ムードメーカーアイリ―と共に、服屋でお買い物。  お揃いが…
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