第30話 魔物討伐
その頃のクロエは───アイリー、ゼファーと共に狼狐の魔物討伐をしていた。
「ゼファーそっちにも行った!!」
そうアイリーは言いながら目の前にいる数十匹の狼狐からの攻撃を華麗にかわし、その後宙に飛び上から背にある核を物理攻撃をする。
「ギィイヤァァアアーー!!?!?」
狼狐の死ぬ声がこだまするが気にせず倒していくアイリーに私とゼファーは一瞬ポカンとするもすぐに戦闘モードに切り替えた。
「…てか、今回も多いな!?!」
そう言いながらも剣で狼狐の核を壊していくゼファーに私も戦いながら答える。
「そうね、今回も多い気がするわ」
私は前衛にいるゼファーとアイリーに無詠唱で身体強化に防御強化を常時付与し、後方を護りながら私の前に現れた狼狐に無詠唱で魔法攻撃を核に入れてった────
★★★★★★
あれから数十分が経った頃──、ようやく終わりが見えてきたのに私は確信し前衛にいるゼファーとアイリーに告げる。
「あとは私に任せて。一気に倒すから」
驚きで目を丸くする二人だったが、私の意図を理解し後方に回ったあと私は一息つき最上位魔法…龍雷と唱え、数十匹いる狼狐の核を一斉に壊した。
「……うん、これで全部倒したわ」
私はつぶやくように言ったあと後ろを振り返りゼファーとアイリーを見るとなぜか真剣な瞳で私をじぃーっと見たあと、アイリーが私に抱きつきながら目を潤ませて言った。
「……ボクたちの元からいなくならないでね!!」
アイリーは私にそう言ったけどなぜその思考になったのか不思議だった。
……いなくならないのになんでそんなこと聞くのだろう?
心の中で少しの不安がかかったその時、ゼファーが補足のように私に不満気な顔で言った。
「クロエが強すぎるから俺たちが必要ないかもって思ったんだよ。……てか、強いのは分かってたしそれがクロエの良さでもあるけど、まさか龍雷を使えるとは思わなかったって……」
どこか負けたような雰囲気を醸し出すゼファーに私はハテナで頭がいっぱいになってしまい、ゼファーは龍雷を使えるか聞くと鼻で笑うように答えた。
「俺は使えねぇけど、知ってるやつで1人いる。前にリヒトが言ってた年1に無詠唱を使えるヤツらが集まる話あっただろ?あの中に1人いるんだよ」
「…そんなにこの魔法希少だったの?!」
私は目をパチクリさせ驚きで聞いたらゼファーは笑うように笑顔で言った。
「希少中の希少だわ!むしろクロエより俺の方がびっくりだからな?」
頬をかきながら不安げな瞳で言うゼファーに私は思わず笑ってしまい、それを見ていたアイリーもつられて笑っていた。
そんな笑顔が飛び交うなか、ギルドから伝令魔法で『至急ギルド長室へ』とだけ伝えられ、私とゼファー。アイリーは顔を強ばらせたあと、すぐにギルドへと向かった。
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