現実逃避
皆さんス○ラトゥーン好きですか?
「逃げる」
この言葉は社会一般的にはあまりよろしくない言葉だと思う
でも俺はそうは思わない。何故かって?
それは俺、宇治 繭兎そのものが弱者であり強者で居続けるためだからだ。
_
朝目が覚める、今朝の夢は美少女に囲まれキャキャうふふしてる夢だった。その夢のせいで俺の息子は朝から戦闘モードに変形していた。俺は高校2の時逃げるように学校に行かなくなった。それからというもの特にすることも無く現実逃避のために家に引きこもってアニメを見てたまに任○堂スイッチでス○ラトゥーンをする日々であった。ここで皆に言いたい俺はス○ラトゥーンをかれこれ2000時間以上は行っているが一向にランクがAから上がらないのである。理由はわかっている逃げてばかりで戦わないからだ。そんな屈辱的な経験をゲームでするぐらないならアニメで転生したら○○○○だった件を見て自分というもの自体を忘れてアニメで最強になる気分を味わう方が1000倍まっしだと思う。俺はいつしか「俺も異世界行って最強になんねぇーかな」と思いながら2年間同じ生活を続けていた。そんなある日だった、いつもより騒がしい朝の日だった。俺を小3の頃から1人で育ててきた親父が倒れたのであった。酷い病気だったらしい、俺はそれから病院に向かった。医師から伝えられたのは「もう限界だ」そう伝えられた。病気と伝えられたのはその時初めてだった。俺は夕日が木々を照らす中親父の病室に向かった。親父は酷そうにしながらも起き上がり俺の前で笑顔を見せた。そして俺にこう言った「お前は逃げてるんじゃない、強くならなくていい、お前のその逃げる行為はいつか正しい逃げになる」といいその後俺の顔を笑顔で見ながら「お前は俺の息子だ。お前は俺が選んだ女の産んだ子だ。誇りを持って生きてけ」そう言い親父は横になり眠りについた俺はその言葉を聞き久々に大泣きした。その後病院を去った。そうだ俺は逃げたことに後悔してはいけない、そう深く心に刻んだ。その晩親父は息を引き取った。
次回転生かな?