誰も知らない所へ
誰も知らない所へ
移り住もうか
二人
お互いだけが分かればいい
そんな事を考えた夜もあった
君は
首を振って
あなたの素敵さを分かち合える人がいないのは寂しい
と言った
僕は周りの事を
すこし疎ましく思っていたから
驚いた
僕の
素敵さ?
嫌な目にもあったのに
君は
違う所に目を向けてたんだね
君を
ギュッと抱きしめた
優しい温もりが
肌に伝わる
壊したいほどに
壊したくない
この子の心の安寧に
僕の力を注ごう
君の笑顔の為に
僕も笑おう
もうすぐさ
夜が開けるまで