表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

エッセイとか散文をまとめて

悲恋を書きたいのに、王道パターンから抜け出せない作者の話

作者: 夜野 碧

書きたい話があって、書き始めたのに、途中で起こる悲恋のエピソードが浮かばなくて、中断している。ちなみに、まだ一切公開はしていない。


書きたい物語の肝になる部分なのに、大人になってしまった私には、「そのくらいで、諦めるか?」「そこまで絶望するか?」と思えて、どのパターンもしっくり来なくて、話が進まない。


若い二人の悲恋の物語なんて、ロミオとジュリエットの頃からわりと決まったパターンがあって、だいたいが冷静な大人になって考えると、「そこまで思い詰めることかよ…」と思ってしまう。


王道のパターン①は、周りの大人に反対される、それも親同士がいがみ合ってるとか、代々ライバルだから、とか、先祖の呪いとか身分差。時々あるのは、生き別れの兄妹だから、血縁的にダメ、とか。兄妹の話以外は、結婚できる歳になったら、関係ねぇわ!


パターン②。片方が何らかの理由で遠くに行ってしまう。多いのは、男が戦争に駆り出される、捕まる。女が家の借金とかで売り飛ばされる。または、持参金目当てに、主人公以外の男の元へ嫁に出される。今時そんな奴おらん! 犯罪に手を染めて捕まる奴は居るかもしれんけど、好きなら出所待ったれや。


②の亜種というか、片方が病気や事故で死ぬのも、遠くに行ってしまうに入るか。

たた、今回書きたい話は、別れた後に片方が死んでしまうので、この手は使えない。


パターン③。周囲のやっかみから、お互いに相手についての嘘や噂を吹き込まれて、信じあえなくなって破局。何年も過ぎてから、本当の事を知るけど、元には戻れない。片方が死んでるとか、別の人と結婚してるとか、戻れない理由が違うけど、わりと有りがち。リアルでも、たまに聞く話。


パターン④。身分の違い、住む世界の違いで、どちらかがムリをして合わせられなくなって、とか、病んでしまってそれぞれの世界に戻るパターン。悲恋って言うよりは、リアルなら続けてたらマジヤバいから、破局して良かったね、って思ってしまう。


①も②も、今の世の中、現実の恋愛ではほぼありえないから却下で、④は、書いた通り、私的には破局やむ無しなので、あり得ないから。


王道でいけば、③だし、片方結局死んでる話になるからそうなんだけど、しっくりこなくて、もっとなんか悲恋の理由は無いのか!と一人頭を掻いている作者、なのでした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ