呪われた双子
呪われたはずの皇女 3.呪われた双子
是非お楽しみ下さい!
3.呪われた双子
なぜ、私がこんな山奥にいるかと言うと、私は、このアールデン王国の双子の皇女として、生まれ変わった。しかし、なぜか、産まれて3日後で山に捨てられたのだ。
理由は大人達が話しているのを聞いたのであらかた知っている、それは、私が双子の妹だからだ。
「旦那様はなんだって?」
「殺すようにと…」
「殺す……。」
「皇后様、どうしましょう」
「皆さん、今日の事は外に口外しないで下さい」
「はい!」
「今日産まれたのは、皇女1人だけだと、もしこの事が外に流れたら、皆さん命は無いと思ってください。分かりました?」
「はい!」
「乳母を呼んで」
「はい!」
この国の王室では、双子は不吉とされているらしい、もし双子が生まれた場合、後に生まれた方が呪われていて、後に生まれた子を確実に殺さないといけないという。
「人払いして」
「はい!」
「皇后様どうしたのですか?」
「乳母、この子を外で殺してきて」
「えっ?こんなに可愛らしい子を?」
「しょうがないの、この子の事を国民に知られたら大問題になる。」
「本当にいいのですか?」
「…えぇ」
「分かりました。」
「ごめん…(泣)ごめんね…育ててあげられなくて…本当にごめんなさい」
「貴方の名前は、アークリール、いつか、もしこの不幸を生き抜いたなら、王室に縛られず、幸せに生きてください、そして、もしいつか会えたらこの罪深い母を許して下さい」
皆の前では、殺すように頼んだ皇后は、秘密裏に乳母に命だけは助けるように頼んだ、その命令によって、私は殺されず産まれてまもなく、山に捨てられた。
(でも…しかし…)
私はどうしても、これだけは母親に言いたかった。
それは…
(産まれて3日目の赤子がこんな山奥で生き延びられるわけないでしょ〜!)
(歩けないし、絶対魔物とかいるよね、ねぇこれから、どうしろっていうのよ〜)
私は、仕方ないから、赤ちゃんの特権大泣きをした。
「オギャーオギャー」
(誰か気づいて〜)
「オギャーオギャー」
(死にたくない〜)
とにかく私は生きるのに必死だった。
しかし、こんな山奥、誰も通りかかるはずはなく…
そのまま日が暮れ夜になった…
そして、私が泣くのに疲れ、何もかも諦めてしまおう、そう思った時
茂みから音が聞こえる
カサカサカサカサ
カサカサカサカサ
(何かがいる?)
そして勢いよく何かが私に向かって飛び出してきた。
そしてその何かの正体は…すぐにわかった、それは、夜の闇に紛れた獣魔、大狼だった。
(やばい、このままじゃあ食べられる)
(誰か誰か助けて〜〜〜)
ファイヤーテール
死を覚悟した瞬間、どこからか声がした。そして、その声とともに、目の前で襲ってきた狼が焼け死に倒れていた。
(えっ?誰?もしかして、助かった。)
そして、声のした方を見る、するとそこには、黒いローブを羽織った、とても綺麗な顔をした黒髪の青年が立っていた。
そして、私を見るなり。抱き上げこう言った。
「私の弟子にならないか?」
(えっ?!)
最後まで読んでくださりありがとうございました。
まだまだ話は続くので、見ていただけると、嬉しいです。




