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呪われたはずの皇女  作者: 結恋
3/7

呪われた双子

呪われたはずの皇女 3.呪われた双子


是非お楽しみ下さい!


3.呪われた双子


なぜ、私がこんな山奥にいるかと言うと、私は、このアールデン王国の双子の皇女として、生まれ変わった。しかし、なぜか、産まれて3日後で山に捨てられたのだ。


理由は大人達が話しているのを聞いたのであらかた知っている、それは、私が双子の妹だからだ。


「旦那様はなんだって?」


「殺すようにと…」


「殺す……。」


「皇后様、どうしましょう」


「皆さん、今日の事は外に口外しないで下さい」


「はい!」


「今日産まれたのは、皇女1人だけだと、もしこの事が外に流れたら、皆さん命は無いと思ってください。分かりました?」


「はい!」


「乳母を呼んで」


「はい!」


この国の王室では、双子は不吉とされているらしい、もし双子が生まれた場合、後に生まれた方が呪われていて、後に生まれた子を確実に殺さないといけないという。


「人払いして」


「はい!」


「皇后様どうしたのですか?」


「乳母、この子を外で殺してきて」


「えっ?こんなに可愛らしい子を?」


「しょうがないの、この子の事を国民に知られたら大問題になる。」


「本当にいいのですか?」


「…えぇ」


「分かりました。」


「ごめん…(泣)ごめんね…育ててあげられなくて…本当にごめんなさい」


「貴方の名前は、アークリール、いつか、もしこの不幸を生き抜いたなら、王室に縛られず、幸せに生きてください、そして、もしいつか会えたらこの罪深い母を許して下さい」


皆の前では、殺すように頼んだ皇后は、秘密裏に乳母に命だけは助けるように頼んだ、その命令によって、私は殺されず産まれてまもなく、山に捨てられた。


(でも…しかし…)


私はどうしても、これだけは母親に言いたかった。


それは…


(産まれて3日目の赤子がこんな山奥で生き延びられるわけないでしょ〜!)


(歩けないし、絶対魔物とかいるよね、ねぇこれから、どうしろっていうのよ〜)


私は、仕方ないから、赤ちゃんの特権大泣きをした。


「オギャーオギャー」

(誰か気づいて〜)


「オギャーオギャー」

(死にたくない〜)


とにかく私は生きるのに必死だった。

しかし、こんな山奥、誰も通りかかるはずはなく…


そのまま日が暮れ夜になった…


そして、私が泣くのに疲れ、何もかも諦めてしまおう、そう思った時


茂みから音が聞こえる


カサカサカサカサ


カサカサカサカサ


(何かがいる?)


そして勢いよく何かが私に向かって飛び出してきた。


そしてその何かの正体は…すぐにわかった、それは、夜の闇に紛れた獣魔、大狼だった。


(やばい、このままじゃあ食べられる)


(誰か誰か助けて〜〜〜)


ファイヤーテール


死を覚悟した瞬間、どこからか声がした。そして、その声とともに、目の前で襲ってきた狼が焼け死に倒れていた。


(えっ?誰?もしかして、助かった。)


そして、声のした方を見る、するとそこには、黒いローブを羽織った、とても綺麗な顔をした黒髪の青年が立っていた。


そして、私を見るなり。抱き上げこう言った。


「私の弟子にならないか?」


(えっ?!)




最後まで読んでくださりありがとうございました。


まだまだ話は続くので、見ていただけると、嬉しいです。

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