表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2pair=4pair?  作者: 神名 信
74/132

第74話

 久しぶりにのんびりとした時間が過ぎていく。

 青空と華怜はほんとうの姉妹のようだ。

 湊は、タブレットをいじる。イヤホンをして動画を観ていると、イヤホン一つ貸してと華怜が隣に座る。

 二人でボーっと画面を見つめる。青空がなに観ているの?と聞いてくるが、まあ、なんとなく探したやつとだけ答える。

 「お手入れ、終わったあ」

 「お疲れ、青空」

 「お姉ちゃん、きれいきれいになったねー」

 「ちょっと二人はいつまで観ているの?」

 「あ、もう11時半か」

 「そうだね、お兄ちゃん」

 「んーもうゲームするにも時間がないよなあ」

 「そうだねえ、湊」

 「火曜日の予定でも決めるか?」

 「火曜日はサンシャインシティ行けばいいよ、行けばあとは大丈夫」

 「まあ、そっか」

 「キリもいいし、そろそろ帰るよ、私」

 「あ、うん、送っていくよ」

 「ありがとう、湊」

 「行ってらっしゃい、お兄ちゃん、お姉ちゃん」


 柳瀬家の玄関前に移動する二人。

 「青空」

 「ん、湊」キスが止まらない。

 「青空のこと好きだから」

 「うん、知っているよ」

 湊の両手が青空の体の隅々まで触っていく。

 青空も全身でその指の動きを敏感に感じ取る。

 「湊、もっとめちゃくちゃにしていいよ」耳元で囁いた。

 「あ、うん」青空の体を触る両手に少し力をこめて荒々しく触っていく。

 「あ、湊」

 「青空」

 「ねえ、そろそろ帰らないとだよ」

 「ああ、そっか、また、すぐに明日だから」

 「うん、だね」最後にキスをして別れる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ