表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2pair=4pair?  作者: 神名 信
69/132

第69話

 話している間に冨永家へ着いた。

 青空と華怜は着替えに、一回部屋に戻る。湊はいつものTシャツに短パンと言った姿になる。部屋が少し散らかっているので、掃除機をかけたり、整理したりする。

 そのうちに、青空が入ってきた。七分袖のTシャツにショートパンツだった。いつもながらに美少女だなと見つめる。

 「なに?湊」

 「いや、美少女だなって」

 「そう?ありがとう」

 すぐに、華怜も入ってきた。黒のTシャツに超ミニのスカートだった。

 「華怜、さすがに短くないか?」

 「ん?部屋でしか着ないよ、これ」

 「あ、うん、まあそれならいいか」

 「お兄ちゃんよくじょうした?」

 「してないよ、なにを言っているんだか」

 「二人とも、兄妹で変態してないで、ご飯食べよう」

 「あ、そうだね、お弁当食べよう」

 「うんうん、そうだよ、お兄ちゃん」

 3人はお弁当を食べ始める。お茶は華怜が持ってきてくれていた。

 華怜の超ミニスカートが気になって、つい目が行ってしまう。いかんいかんと目線を戻す。女子からはうらやまれそうな、細くて長い脚がスカートから出ている。

 お弁当を食べ終わると勉強の作戦会議に入る。

 「今日と土日あるから、月曜日だけじゃなくて、最終日の火曜日までの勉強も終わらせちゃおう」

 「うん、そうだね、湊」

 「今日、火曜日の試験勉強をして、土日は月曜日の勉強、月曜帰って来てから火曜日の勉強っていうスケジュールでいいんじゃないかな?」

 「いいと思うよ」

 「私もそれでいいと思うよ、お兄ちゃん」

 「それじゃあ、今1時30分だから、2時から勉強始めよう」

 「オッケー、じゃあ、火曜日の勉強道具持ってくるよ、湊」

 「はーい、行ってらっしゃい」

 一旦青空が柳瀬家に戻る。

 「私はもう持ってきているから大丈夫なのだ」

 「ああ、華怜は準備がいいな」

 「二人っきりだね、お兄ちゃん」

 「ばーか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ