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2pair=4pair?  作者: 神名 信
63/132

第63話

 冨永家に着くと、まずは部屋着に着替えるため3人はそれぞれ部屋に戻る。

 湊は相変わらずTシャツと短パンといった格好だ。

 少しすると、青空が入ってくる。ロゴ入りTシャツにショートパンツといった格好だった。少し、蒸し暑いねと言ってエアコンをつける。

 さらに5分くらいすると華怜が入ってくる。白いワンピース姿だった。

 二人とも、部屋着でも十分にかわいい。メイクも部屋にいるときは滅多にしなかった。

 「まずは弁当から食べようか」

 「あ、そうだね、湊」

 「うんうん、お兄ちゃん」

 3人はお弁当をテーブルの上に広げる。お母さんの愛情たっぷりのお弁当だ。

 「おいしいね」

 「ああ、そうだな」

 「湊、プチトマト食べて」

 「あ、お兄ちゃん、私のも」

 「えー、なんか、いつも俺のところに来てないか?」

 「プチトマトもお兄ちゃんに食べてもらいたいんだよ」

 「そうそう、湊の口にがりっとしてもらいたいのね」

 「お前らなあ、まあ、いいか、そこに置いておいて」

 「わー優しいな、お兄ちゃん」

 「湊は優しいよね」

 「食べたら勉強するぞー、明日も3教科」

 「うんうん、やらないとね!お兄ちゃん」

 「明日終わったら土日休みだから、少し気が楽だね」

 「ああ、そうだな、青空、火曜日まで試験だから遊びには行けないけど、ゆっくりできるなー」

 「まあ、そうだよね、朝ゆっくりできるねー」

 「うんうん、華怜を起こさなくてもいいな」

 「起こされなくても、きちんと起きていますー」

 「そうか?ほとんど起こしているぞ」

 「んー、そう言われると、そうだったり」

 「それはいいとして、勉強始めよう、とりあえず5時間ノンストップで!」

 「おお、湊、燃えているね!」

 「お兄ちゃん、私も頑張るよ!」

 お弁当を片づけてテーブルの上に勉強道具を広げる。華怜はベッドの上に移動した。

 BGMもかけて、部屋もエアコンが効いてだいぶいい温度になってきた。お弁当を食べるときにお茶も持ってきているので、足りないものもない。

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