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2pair=4pair?  作者: 神名 信
61/132

第61話

 青空を家の前まで送る。

 青空が湊のTシャツの端を少しつまんで、行かないでアピールをする。

 「かわいいな、青空」そう言って、青空のくちびるを奪う。

 「ん、湊」青空も湊に合わせて、くちびると舌を動かす。

 「何時間か寝たら、すぐ会えるだろ?」

 「ん、大好きだよ、湊」

 「ああ、大好きだ、青空」

 玄関に消える青空を見送る。青空の部屋の電気が点いたのを確認してから部屋に戻る。


 「おかえり、お兄ちゃん」

 「ああ、ただいま」ベッドに入る二人。

 「ね、ちゅう」

 「ああ、」軽くキスをしてあげる。

 「今日は疲れたよ、お兄ちゃん」

 「ああ、俺もだ、明日あるからな、寝坊するなよ」

 「はーい、おやすみなさい」湊にぎゅっと抱き着く。

 「おやすみ」


 7月16日木曜日は曇り空だった。

 目覚ましの音に目が覚める湊。華怜も起きたらしい。

 「ねえ、お兄ちゃん」

 「ん、ああ」軽いキスをしてあげる。

 「でぃーぷキスでもいいんだよ?」

 「ばーか」

 華怜はパジャマを脱ぎ始める。体の線は細いのにDカップくらいありそうな胸が露わになる、絵画になりそうなほど綺麗だ。

 「私の体えろいの?」

 「まあ、えろいと思うよ」

 「触ってみたい?」

 「何を言っているんだか、早く制服に着替えて来い」

 「はーい、お兄ちゃん」

 華怜が出て行くと、同時に青空が入ってくる。制服姿の青空もかわいい。

 「おはよう、湊」

 「おはよ。青空」

 「今日はテスト初日だねー」

 「まあ、午前中で終わるからな、ボーナスステージだ」

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