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2pair=4pair?  作者: 神名 信
46/132

第46話

 「湊、最後まではだめだからね、わたしあれだから」

 「あ、うん、そうだったよね」

 青空のパジャマをめくりあげて、女の子らしいラインのある体を触っていく。上から順番に。青空は感じる部分で声を上げるが、隣に華怜がいることを思ってか、かなり押し殺している。

 湊と青空はそのまま、夜中の2時までお互いの体を感じ合った。


 7月13日の月曜日は曇りだった、少し雨がぱらついているらしい。

 朝早く、青空は着替えとシャワーを浴びに柳瀬家へ戻った。湊もシャワーを浴びたくて、下に降りる。

 シャワーを浴びて自室に戻る前に隣の華怜の部屋をのぞいてみる。

 「華怜?」

 どうやら、華怜はベッドで熟睡していたらしい、声に少しだけ反応する。

 「起きろ、朝だぞ」ほほをつんつんする。

 「ん、お兄ちゃん?」

 「おはよう」

 「おはよ、ねえ、キスして」

 「あ、ああ」華怜のくちびるに軽くキスをする。

 「おはよう、お兄ちゃん」

 「ああ、着替えたら部屋に来な」

 「はい、ねえ」

 「ん?なんだ?」

 「お姉ちゃんと、最後までしたの?」

 「んー」

 「してないの?」

 「かな?」

 「そっか」華怜は少しにっこりとして着替え始めた。

 「じゃあ、後でな」

 

 部屋に戻ると制服姿の青空が戻って来ていた。

 「ただいま、だよ、湊」

 「おかえり、青空」

 「華怜は大丈夫だった?」

 「ああ、多分、問題ないかな」

 「そっか、良かった」

 湊も急いで制服に着替えて、華怜を待つ。

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