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2pair=4pair?  作者: 神名 信
40/132

第40話

 「ここのランチはかなり美味しいらしいよ、口コミでさ」

 「そうなんだ、海汰ちゃんはそういうの外さないよね」

 「多分、大丈夫だと思う、この前のチーズフォンデュの店も良かっただろ?」

 「うんうん、美味しかったよー」

 「今頃青空ちゃんと湊もうまくやっているかな?」

 「あーあの二人かあ、まああの二人は、多分うまくいっているよ」華怜は少し心が苦しかった。


 海汰と華怜を送り出した後、二人きりになった。

 「二人だけってかなり久しぶりじゃない?青空」

 「だよね、いつ以来だったかな?」

 「ね、こっちに来なよ」湊はベッドに誘導する。

 「うん」

 BGMも女の子の洋楽を選曲して流している。

 「ねえ、湊」二人でベッドに横になりながら、青空が声をかける。

 「ん?なんだ?」

 「ううん、なんでもない」言って湊の胸に顔をうずめる。思ったよりも筋肉質だ。

 「かわいいな」青空の髪の毛をなでる。

 青空のあごに手をあてて、上を向かせると、そのままキスをする。青空もそれに応じて舌をからませてくる、ブラウスの下から手を入れて体をくすぐる。青空の体もそれを敏感に感じている。それがかわいくて、さらに触っていく。

 「ねえ、湊」

 「ん?」

 「大好き、だよ」

 「ああ、俺も大好きだ」

 「湊、華怜のことも好きなんでしょ?」

 「あ・・ああ、そうかな」

 「でも、いいんだ、湊と華怜って多分、絶対に離れることないと思う、おにいがいても」

 「そうかな?」

 「そうだよ、見ていれば分かる、でもさ、それでもいいんだ、独占できなくても、それでも湊は私のものだから」

 「あ、ああ、なんかごめん・・」

 「あやまらなくていいの」青空のほうから湊にキスをする。二人の舌が激しく相手を求めて動く。青空の両手が湊の体を思い切り抱きしめる。

 「湊は私のものだから」

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