表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2pair=4pair?  作者: 神名 信
32/132

第32話

 「ほんと?湊」青空は華怜とハイタッチをして喜ぶ。

 「ハンバーグうまくできている?お兄ちゃん」

 「ん?ああ、大丈夫、美味しいよ華怜、ちょっと形が崩れている気もするけど」

 「個性的な形のハンバーグって言ってよ!」

 「そういう言い方もあるか」

 「もう、でも、ほんとに美味しいね、お姉ちゃん」

 「うん、美味しいよね、華怜」

 カレーを完食して、また部屋に戻る。午後の3時前になっていた。

 「おなか一杯で動きたくない」

 「私もだよ、お兄ちゃん」

 「私もー」

 湊と青空はベッドに横になり、華怜は床に毛布を敷いて臨時ベッドを作り横になった。

 寝息を立てる3人。

 

 「ね、青空、起きて」小声で湊が呼びかける。

 「ん?なに?」

 「華怜寝ているからさ、キスしよ」

 「ん、うん」

 湊はベッドの上で青空を抱きしめ、ディープキスをする。二人の舌がもつれあう。

 「大好きだよ、青空」

 「うん、大好き、湊」

 青空のTシャツに手を入れて、体のラインを確かめるように触る。

 「あ、私、あれだからね、変なところ触らないでよ」

 「うん、分かった」

 ぎゅっと抱きしめながら、また濃厚なキスを繰り返す。

 「湊、湊」

 「青空、きれいだよ、ほんとに」

 青空の耳をなめていく湊。

 声を出さないように押し殺しながら喘ぎ声をあげる青空。

 最後に、もう一度キスをして終わった。二人は手をつないで、仲良く午睡をした。


 「お兄ちゃん、お姉ちゃん、いつまで寝ているの?」もう6時を過ぎているようだ。

 「え?もうこんな時間?」

 「どうせ、私が寝ている間に二人でえっちなことでもしていたんでしょ?」

 「え?そ、そんなことはないぞ」

 「うーそつき!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ