表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2pair=4pair?  作者: 神名 信
129/132

第129話

 バス停に着くと数分でバスが来た。土曜日の朝だがそれなりに乗客はいる。

 15分も乗ると池袋に着く。乗客の流れに乗って降車する。

 バス停から予備校へは5分くらいだ。模擬試験の開始時間15分前に予備校に着いた。

 受験番号を確認して、席に着く。湊と青空は同じ教室の少しだけ離れた位置に座った。

 試験は英語からだった。10分ほどしかないが、カードに目を通して最後の確認をする。

 すぐに試験担当官が着て、試験の説明が始まった。教材をしまうようにと指示が出た。

 まずは、成績返信用の封筒に自分の名前を書き込むように指示が出て、それに従う。

 試験時間中の様々な注意事項が告知され、それが終わるとまず解答用紙が配られる。

 解答用紙に自分の名前を書き込み、問題用紙が配られるのを待つ。

 少しして、問題用紙が配られ、その後試験が始まった。

 模擬試験の問題はなかなか難しかった。ただ、それでもある程度は自信を持って解ける。

 試験の時間はリスニングを除いて80分あるが、どうにか時間内には終わりそうだった。長文問題などは内容について、ちょっと興味があるなと思える余裕まであった。

 筆記が終わって、リスニングの時間となる。30分のリスニング問題もほぼ大丈夫だった。

 試験が終わり、解答用紙が集められていく。

 次の日本史の試験まで15分しか時間がないため、割り振られた席のままで日本史の勉強をする。

 ほぼ、やることもないほど終わっていた。最後に気になるところだけ見て、カードをしまう。

 日本史の試験時間は60分、解答用紙が配られ、その後問題用紙が配られた。

 試験開始の合図とともに、解き始める。

 あきらかに、英語より手ごたえがいい。ほとんど迷うことなく回答できる。時間も30分くらいで終わった。丁寧に見直すが多分、分からないところはほとんどない。論述問題もあったが、おそらく減点はないはずだ。

 2回ほどみなおしてもまだ10分残った。少し顔をうつ伏せにして時間が経つのを待つ。

 ほんとに寝そうになったが、その時、チャイムが鳴って試験時間が終わった。

 最後の小論文はお昼をはさんで午後1時15分からだ。

 湊と青空は合流する。

 「どうだった?湊」

 「うーん、日本史は良かったと思う」

 「えーあんな難しかったのに?」

 「え、そうかな?多分ノーミスに近いと思うよ」

 「すごい、ほんとに湊は日本史得意だね」

 「まあ、配点が低いからな、満点取っても100点」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ