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2pair=4pair?  作者: 神名 信
120/132

第120話

 その後1時間ほどお互いのことを感じ合って、湊と青空はそのまま毛布の上で眠ってしまった。


 7月24日金曜日外は小雨が降っていた。

 湊が目を覚ますと、青空との間に華怜がもぐりこんで寝ていた。乱れたキャミソールから見える胸元がいやらしい。

 2人を起こさないように静かに起きる。

 金曜日は通常だと予備校があるが、来週からの夏期講習に合わせて今日は休みだった。

 時計を見ると9時だった。多分朝食は作ってくれている。

 「起きて、青空」そう言ってキスをする。

 「あ、湊、おはよう」

 「おはよう、もう9時だぞ」

 「あ、うん、いつの間にか寝ていたね、って華怜はいつからここにいるの?」

 「分かんないけど、華怜、起きろ」

 「ん?お兄ちゃん?」

 「おはよう」

 「おはよう」

 「とりあえず、このまま朝ごはん食べに行って、そのあと着替えよう」

 「あ、うん、そうだね、湊」

 「ん?」そのままキャミソールを脱ぎだす華怜。細身の体にアクセントのついた体が視界に飛び込んでくる。

 「こらこら、華怜、着替えは食事の後だ」

 「あ・・うん」脱いだキャミソールをまた着だす。

 3人は1階に降りて食卓に座る。今朝はごはんとハンバーグとサラダとぶどうジュースだった。朝からボリュームがあるなと思いながら食べる。

 食べ終わると、着替えるためそれぞれの部屋に戻る。

 湊は紺のTシャツにダメージジーンズといった服装になった。2人が来るまでと思って動画サイトを観ている。

 すると、青空が上がってきた。

 青空は白地に花柄のオフショルダーシャツにホットパンツだった。健康的な色気が感じられる。

 「青空、今日もきれいだよ」

 「やだ、なんか恥ずかしいよ、昨日のこともあるし」

 湊が青空のむき出しになっている肩を優しく触る。

 「あ、だめだよ、朝から、華怜も来ちゃうでしょ」

 「ああ」青空の肩にキスをする。

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