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2pair=4pair?  作者: 神名 信
119/132

第119話

 「こらこら、二人で怪しいことを言ってないで、そろそろ勉強再開しよっか」

 「ああ、そうするか」

 「はーい、やろやろー」

 華怜はベッドに横になりいつもの勉強姿勢に、湊と青空はテーブルに向かい合った。

 勉強を始めて、10分くらいするとお母さんがショートケーキとぶどうジュースを持ってきてくれた。青空は泊まって行くと伝えて、お母さんも了承してくれた。

 ケーキをつまみながら勉強は続ける。

 そこからさらに2時間勉強が進み、11時を過ぎた頃、ベッドを見ると華怜が寝てしまっているようだ。

 湊が華怜にタオルケットをかけてあげる。

 「青空、華怜寝ちゃったね」

 「うん、疲れたんだろうね」

 湊が青空の隣に座る。

 「俺たちも少し休もうよ」

 「え、あ、うん」

 「パイ食べたから元気なんだよ、俺」

 「うそ、食べていなくても元気でしょ?」

 「ああ、青空」

 「ん、湊」二人のくちびるが重なる。

 キャミソール姿の青空の体を触っていく湊。時々敏感なところに触れて青空の体がびくっとなる。

 「だめだよ、華怜がいるのに」

 「大丈夫だよ、華怜は起きないよ」

 青空も湊の体を抱きしめる。

 「ねえ、大好きだよ、湊」

 「ああ、大好きだ、綺麗だよ、青空」

 フローリングに毛布を敷き、青空を寝かせる。

 湊は上に乗って体を密着させる。

 お互いに相手の体が感じられる。

 「青空、本当にきれいだよ」

 「湊、愛しています」

 「ああ、本当に」

 何度も濃厚なキスをする。

 青空のくちびるから、首元に移って、首筋をなめる。青空が感じて声を上げる。

 「かわいいな、青空」

 「もう、ばか」そう言って湊の体をぎゅっと抱きしめる。

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