第8幕 彼の世の繋がり絶たんと欲するも
【人物紹介(裏)】
〇枯野 忠:(カレノ・タダシ)
手繋ぎ鬼。最古の中鬼の一人。
触れた者を一時的に鬼にすることが出来る。触れて鬼になった者が触れた者も、連鎖的、鼠算式に鬼にすることが出来る。
本件の騒動の首謀者。
〇兵跡 玲:(ヒョウゼキ・レイ)
氷鬼。最古の中鬼の一人。
触れた者を凍らすことが出来る。そして攻防にもその凍らせる能力を使うことが出来る。
基本スペック(人としての戦闘能力)が極めて高い。
枯野が最初にスカウトした人物。
〇雨早川 琉美:(アマハヤカワ・ルミ)
色鬼。最古の中鬼の一人。
言葉で指定した色に対象(声を聴いた人)が触れるまで、自動で攻撃することが出来る。
攻撃特化型の様相だが、本来は防衛特化型の能力。ただ本人の性格は攻撃型。
単体能力のみで鬼の大量輸送が出来る。
〇荒渡 隆道:(アラワタリ・タカミチ)
高鬼。最古の中鬼の一人。
自身の手が届く範囲(高さ)を瘴気で水没させることが出来る。
その能力を他に活用する術を思いついていたが、興味がわかず習得するまでには至らなかった。
能力に対する理解度は断然に高かったが。
〇蛙水 征四郎:(カワズミズ・セイシロウ)
影鬼。最古の中鬼の一人。
相手の影を射止め、あるいは自身や仲間を陰に潜ませることが出来る。
だが、実はその能力だけで相手を仕留める(絶命させる)ほどの力はない。
母なる大鬼が最初にして、偶然にも中鬼にした人物。
●澄河 結:(スミカワ・ユイ)
増え鬼。そして母なる大鬼。




