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第７戌　地に息吹あるや否や

　軒島ニコナと浦島家、兵跡レイの章

　だったんですけど、浦島家の兄弟とニコナを書きすぎたかもしれない……

　ちなみにニコナさんの苗字が「軒嶋」だったり「軒島」だったりしますが、初期設定は後者、最近は前者でもいいなぁとか思います。いずれ直そう！！

　さてニコナちゃんですが、主人公と共に最初に誕生したキャラなだけに主人公と共に成長しております。いわゆる思春期から大人になっていく過程みたいな感じで。

人の成長過程には絶望やら葛藤やら希望やら、時には暴走やらがあるように思います。そんな感じを主人公のように拗らせることなく、素直さや直向きさで乗り越えていく感じに仕上げた（つもり）。

　それに対して兵跡は、ニコナが取った道とは違う方向に進んだ場合の人物、としてを書きました。

彼も同じく初期に産んだキャラなわけですが、飛び飛びでしか登場シーンがなかったがゆえに一番キャラがブレた気がします。初出のときは喋りすぎ。

ニコナの対キャラでしたので、同じ格闘家に在りながら真逆に仕上げた。「鬼に金棒」とはまさにこの男。いや本人が鬼になったわけですが笑

人としては最強に上り詰めたわけですが、やはり素手では鬼は倒せなかった。

名前　　：　兵跡・玲（ヒョウゼキ・レイ）

年齢　　：　３７歳

職業　　：　元総合格闘技家（キックボクシング）、裏格闘技家

容姿　　：　アーミー調ハーフコートに身を包む

　　　　　　基本的にポケットに手を突っ込む静かな男

　　　　　　感情を表に出すことは少なく、口数は多くない

スタイル：　氷を自在に操り攻防に活かすものの、頼り切っているわけではない

　　　　　　冷気を纏った瘴気を放つのは他者への拒絶の顕れ

　　　　　　そもそもからして戦闘能力が高い

鬼の性質：　氷鬼

弱点　　：　酒が飲めない