第7酉 天に光明あるや否や
雫ミスミとその所属する部隊、そして荒渡タカミチの章
ミスミの所属する部隊の名称は、時代や組織の変更でその都度変わっている(という設定)ので、ここでは割愛(蛇足になろうから考えていない)。いずれの時代も「対鬼」と呼称されている。
ミスミの時代から言えば、元々は㈱山柴の秘密組織、裏の顔。そして現在はW&C。
人造桃太郎の製造とともに、近代兵器の導入という形で発展してきた。
現在の鬼対抗組織は、元山柴の「対鬼」、ヤチヨが担ってきた「人造桃太郎」(SP君たち)、そして浦島家である。
と、そんなわけで、ある程度活躍させたかったのだが、これ以上やると別の物語になりそうなので、最小限な仕上がりとなってしまった。(「摩訶不思議VS近代戦術&近代兵器」はロマンですな!)
毎回そうなのだけれど、ミスミちゃんは書くのが難しい。
戦闘しかり恋心しかり。思いが強くなると「100%」しか書けなくなるしさ。
恋愛感情の傾向にもいろいろあると思うけれど、彼女の場合は「敬愛」というより「無償の愛」。
ツンデレよりもヤンデレに近い。こじらせるとやばい! それはそれで書きたくなるけど笑
そして荒渡タカミチですが。
作り始めは「高みを目指すミスミ」に対抗すべく、んじゃなによ? というところから、最初に決まった設定が「高鬼」。そこから高鬼ってなんで鬼より高いところ? となってのの「水没」スキル。
そんなわけで「=底辺」から創られました。
彼の半生はあまり詳細に描きませんでしたが、書きすぎると重たくなりすぎると思いまして。
(お察し下さい)
名前 : 荒渡・隆道(アラワタリ・タカミチ)
年齢 : 19歳
職業 : 浪人生
容姿 : 古いパンクロッカー風の黒づくめ、穴だらけ
露出している肌には直接、安全ピンがたくさん並んでいる
髪は長めで痩型
スタイル: 水のような特質の瘴気で囲われた空間を水没
濃度を変えることで圧力も変化させることができる
他にも応用で色々と出来るが、未開発
過去の経験から、ソナーを張っているように敵の攻撃を感知できる
鬼の性質: 高鬼
好物 : あんかけ炒飯




