9/15
死神の蕾は開花する
携帯でポチポチ更新だと量が書けません( ;´Д`)
アーメリークルアシアがなくなり、すぐに戦乱になると思われたが次代皇帝カルミア・クルアシアが反乱分子の削除、内政に力を入れたため、死神の花はなかなか蕾を大きくしようとはしなかった。アーメリークルアシアとの絶望的なほどの政治能力の差にカルミアが前政を変え、改革を行うと言う事もなかったため、民の生活も安定していった。
解放帝アーメリークルアシアの名のもと、奴隷が平民へと格上げされた。正確には原案こそアーメリークルアシアのものだが解放を行ったのはカルミア・クルアシアであるため、解放帝の名は彼女こそふさわしいかもしれない。しかし、アーメリー・クルアシアの名声が高まる事を何より嬉しく思ったのは彼女であった。
この1年でクルアシア帝国の民衆から不安と言う文字はなくなった。若き皇帝カルミア・クルアシアのもと、この安定がいつまでも続くと思った。クルアシア帝国の敵を滅ぼす剣、ライティア王国反す。
死神の蕾は今、開花しようとしている。