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クルアシア帝国滅亡記  作者: ネムイデブネコ
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皇法

クルアシア帝国には56代皇帝アーメリークルアシアの定めた皇法がある。これが最高法規とされ法律や領主の定めた領主法より優先されるのは疑いようがない。しかし、これが現皇帝すら拘束するのか、現皇帝よりも優先されるのかが議論の対象となった。


神聖不可侵たるクルアシア帝国の皇帝を死者がしばるのか?後世の歴史家の議論の対象になろうそれは現皇帝の皇法への忠実さから議論の対象にはならなかった。アーメリークルアシアの方針により皇法はもっとも硬性な性質を持つ、つまり改正されないと言う事だ。商人をしばる商法が柔軟な性質を持ち、改正されまくるのは、己の才能で様々な工夫をする商人から無能な弱者である国民を保護するため、最小限の介入で最大の効果が求められたのである。逆に全ての国民が対象になる皇法は安定性が求められ、改正されないことが望まれた。


皇法が皇帝より優先される時代はしばらく続き、今から数百年後の後クルアシア帝国の改正帝の誕生を待つ事になる。



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