第二章の登場人物と単語帳
*こちらは第二章のネタバレを含んだ紹介となっています。一読する時は注意してください。また、少しでも綴られた世界に目を通して頂く上で、補足となれば幸いです*
~登場人物~
【日本】
・桜峰 友香
【雨喜びの幻覚】を駆使し、紘和と純の協力の下、自身の存在を頼りに優紀を追う。
・幾瀧 純
優紀の行方を追いつつ、一樹と智を圧倒した、人間離れした人間。面白いことをするために暗躍する。
・天堂 紘和
最強にして日本の剣の強欲。純の指示で国会議事堂の地下へいき、剣の舞計画を阻止するため同僚を二人殺し、己の正義を貫こうとした。日本の剣の一人で剣豪にして強欲の名を持つ。
・曽ヶ端 千絵
紘和の恋人。しかし、今回の一件で一旦別れることになる。法務省所属。
・九十九 陸
前回の窮地から逃げ延び、剣の舞計画に協力する代わりに天堂家にかくまってもらっていた。そして、今度は国外へ逃亡する。
・菅原 優紀
友香を救おうとする陸の姿勢や陸が純や紘和に見せつけた移動法などから陸の中に存在している可能性が挙げられている。
・天堂 一樹
紘和の祖父。日本の剣のトップで剣神にして傲慢の名を持つ。これは八角柱の煉獄に由来する。智とともに純を迎え撃った。
・野呂 兼朝
一樹が後任したのち総理大臣に就任した男。剣の舞を積極的に展開していた人物。日本の剣の一人で剣帝にして暴食の名を持つ。敗色が濃厚になると剣の舞の成果を手土産にアメリカへ逃亡した。
・浅葱 刹那
兼朝の秘書。日本の剣の一人で剣将にして色欲の名を持つ。達也とともに紘和を迎え撃つが返り討ちに合い、死亡した。
・中之郷 智
日本の剣の一人で剣王にして怠惰の名を持つ。一樹とともに純を迎え撃った。実は、実力は日本の剣で一樹に次いで二番目に強いとされている。
・天堂 瞳
紘和の母。日本の剣の一人で剣聖にして嫉妬の名を持つ。央聖に心酔しており、紘和の存在を邪魔に思っている。
・今久留主 達也
戦争孤児を分け合って一樹が育てた。日本の剣の一人で剣鬼にして憤怒の名を持つ。刹那とともに紘和を迎え撃つが返り討ちに合い、死亡した。
・天堂 央聖
紘和の父。國本財閥の御曹司で国内外に様々な通商ルートを持ち、紘和が産まれてからはあまり家に帰らず放浪している。
・萩尾 亮太
喫茶店ヒマツブシのオーナー。
・花牟礼山 彩音
友香がいたアパートの大家。
・サルマン
千絵たちが在住する社宅の執事。央聖の部下で兼朝との連絡をする橋渡しの役も担っていた。
【アメリカ】
・チャールズ・アンダーソン
若きアメリカの現大統領。サイキョウの一人で最凶として【夢想の勝握】を所持している。八角柱にアメリカの正義として所属。前回の襲撃を兼朝に手引してもらっていたらしい。
【ロシア】
・エカチェリーナ・ボチャロフ
サイキョウの一人で最狂として【漆黒極彩の感錠】を所持している。前回の襲撃を兼朝に手引してもらっていたらしい。
・タチアナ
フクロウとの合成人。茅影を上司に持つらしい。
・リュドミーナ
どうやら情報を統括しているように見受けられる。茅影との関連性は不明。
【その他】
・ジェフ
日本の成り行きを観察しているらしい
~単語帳~
・日本の剣
一樹が立ち上げた七人からなる組織でそれぞれ剣に冠する称号と自身が所属する八角柱の名から特徴を与えた武人たち。
・剣の舞
一樹が強者と戦いたいがために発案し、兼朝が自国の戦力拡大に、央聖が商品として開発を進めていた【最果ての無剣】を複製する計画。黒い粉と陸の協力の下、無色ではないが異能が付与されたフラガラッハと異能はないが無色透明な刃物の製造に成功した。
【相乗兵器:最果ての無剣】
無色透明な刃物。無剣自体の形状を知る者はおらず、所有者の第一印象が反映されているとされる。能力は所有者のみ使用可能とするありとあらゆる刃物の召喚。ただし、召喚されたモノは重複を許されない。
・フラガラッハ:別名アンサラー。ルフの所有する魔剣。勝利の答えを導くことからすべての攻撃に打ち勝とうとする特性を持つ。
・グンフィズエル:名馬グトルファフシとともに在る宝剣。対象者に幸をもたらすことから奇跡を誘発する特性を持つ。
・マカブイン:ドロントハイムの悪の刀鍛治、ローン・マックリブインによって作られた名剣。なんでも切れることから分子レベルにまで分解することができる。