7話 つぶれろ
「あ、なんかあのコンビニ……」
窓から見える新しくできたコンビニは
「どうしたのカオス?」
「つぶれろおおおおおおおおおおおお」
「カオスううう!?」
あの店は私を面接で落とした憎きコンビニに似ている。
―――――――
「ちょっくらあのコンビニ潰しテクル・ハクモツヌルハ」
「フィツ(WaT)!?マクリピテンダ(なにいってんだ?)カオス姉上」
「私を面接で落とした報いよ恨むならあのコンビニを恨め!」
「いやいや逆恨みもいいとこだよ!」
踏みとどまった私。
「お二人の意見が食い違うなんて、珍しいこともあるんですね」
クロスが言うと、うなずくハウルド。
「そういや最近はしてないけど、一週間ぶりかな。普段はしょっちゅう酷い喧嘩していたけど」
「そうだねちょうどここにきたのが一週間前だね」
______
『また宿題かすの?』
リリスはいつも宿題を終わらせ、終わっていないリア友に宿題をかす。
『あーあのクソバカ女!!人が頑張って書いた宿題をなんでかさなきゃなんないわけ!!』
『前から言いたかったんだけど、文句言うなら貸すなよ』
『はあ?宿題貸さないなんて、優しくないね!』
『はあ?宿題借りるアンタのクソバカの友達が悪いんだろーが!!(意味わかんね。なにキレてんだこいつ)』
「いま思い出したらムカついた。やっぱあの店ぶっ潰してくる!!」
「いやいやまってよ!」