二章6 暇をもてあました
「四期きたああああマジキレエクセェーレント!うおおぁおお!!」
「カオスがあらぶってる」
「ちなみに私は、あの世ズが好きなんだけど
なんか増えてるんだけど増えててわけわかめだわ」
「ゲーム買おうと思ったけどもうさ、シリーズものって無印が新発売されてから次いくのはいいけどニワカるのって嫌なんだ」
「へー」
「よし、暇だからパン買いにいこうよショタ」
「え、僕?」
「いや、やっぱ絡まれるからクロスでいいよ」
「リリス、言い忘れてたけど私が帰るまで絶対ギルドから出ないでね」
「う、うん……カオス姉上なんで私をつれていかないんだろ」
―――
リリスについてきてもらいたいのはやまやまだけどはギルドに残ってもらわないと。マスターの留守中に何かされたら困るし。
「あ、30センチ離れてね」
いくらイケメンでも肩がぶつかるの嫌だし。ゲームの中であろうと見えないなにかが。
「……はい」
私はゲーソフあさりをする。なにこのゲーム。カマ先生攻略できるなんて最高じゃん。
「よしパン買ってかえろう」
キノコエビアンパンとか絶対うまそう。
「キノキノキノコココ~」
「ぶべら!」
パン落ちた
「んだコラァ!アニキにぶつかってんじゃねっぞ慰謝料払えや!!」
ぐしゃり踏まれた
「ようようこの前はよくも舎弟をやってくれたなぁ!」
「やっちまってくだせぇアニキい!!」
「……うわああああん私のパンがあああああ!!」
―――ココロ・オレタ。
「パンごときでなに泣いてんだこいつ」
復活、立ち上がる。
「べぶら!」
「そでぶ!」
唸るロッドmy・honeyパンの仇。私の嘆きを聞け!
「これはパンの分、これは私の悲しみの分!これは私の肩の分!」
「ドギャアアアアア」
―――――
「ふーまだパンが売っててよかったあ」