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13わ 好きとしかたないはしかたない。大人書籍の好み
「あーイライラするなあ」
カオスは紙媒体のレディ向けカンノウショーセツの書籍をめくる。
「え、なんで?」
「ただなにもしないで屋敷にいるだけの貴族女の会話=接待シーンくそいらいらする」
「はあ」
「まあたんに好みの問題よね……ワシは気の強い主人公がくみしかれるのがええねんタダイケじゃが」
「すげえ男心と女心が両方出てるよ!」
――
「ねえ、カオスわたしは主人公が男か女かによって心の視点かそうでないか切り替わるけどカオスはどんなん?
「私は常に神だよ? 小説の主人公が男でも主人公が女でもニヤニヤ監視してる。
だってさ、現実だろうと物語の登場人物だろうと神である私に近づこうなんて許せないじゃん
私を崇めぬず否定する者は殺す」
「ははーカオス様!!……なんか神ってよりやっぱ魔王や邪神……」
「でも神の子イエッスサマーも似たようなこと言ってたし」




