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風の中の詩

光が差すと

作者: 惠美子

空は曇り 雲が早い

また天気は荒れるかも知れない

いくら雲が厚くても

お天道様が昇れば

雲に遮られながらでも 世界は明るい


時の流れも 日の光もあまねく平等

日の光に恵みを感じる者もいれば

頭や胸を灼かれて空っぽになる者もいる

星や月の夜を愛する者もいる

一体どこが違うのかは判らない


日差しは 影を作る

日差しが強ければ強いほど影は濃くなる

曇っていれば影は薄い

お天道様が昇らなれれば

影のことなど 誰も知らない


光が眩しく白く大地を灼くほどに

影もまた濃く黒く大地に写る

正しい主張と正比例して

影の主張も現れる

何故なら影は光の分身 離れられない

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― 新着の感想 ―
[良い点] 拝読させていただきました。 歯切れの良い言葉選びで、読みやすかったです。 また、『日差しが強ければ強いほど影は濃くなる』という部分が特に気に入りました。
[一言] はじめまして。 釈迦は中立中庸が最も尊いと説いたそうですが、中々そんな境地には立てませんよね。 一般人に大切なのは、反対者を理解する事ではなく、容認する事だと、この詩を読んで思いました。
2016/05/25 23:23 退会済み
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