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ルークルイリス物語

作者:梅雨前線
バセレシウ王国。神テアディースが最初の人間を創ったとされるテアディース大陸の大部分を支配する王国は今、大きな火種を抱えていた。

バセレシウ王国の国教であり、神テアディースを唯一神として崇めるテアディース教の教会が内部分裂を起こし、そのうちの一つである原理主義派が台頭、王政への発言力を強めてきたのである。

王族派はそんな教会原理主義派の力を削ぐため、神テアディースが与えたとされる三つの恩恵のいずれかの不存在を証明しようと考えていた。

時を同じくして、王都ヴァシーリオにある三つの大学のうちの一つであるヴァシーリオ学術大学に通う少年、アスティニース・イオルもまた教会によって人生を大きく狂わされようとしていた。
史上最年少で難関と言われる試験に合格した彼は、学術大学でテアディース教から危険視されている天文学を専修していた。ある日、同級生の友人であり、王国第四王子でもあるソフィロス・バセレシウからとある頼み事をされる。アスティニースはその頼み事を解決するため、持ち前の知識を使い王都の詳細な地図を作成したのだった。
ソフィロスからの頼み事は無事解決したが、この地図作りによってアスティニースは教会から狙われることになる。強硬な手段を使われ次々と居場所を追われていく彼を、その能力を見込んだ王族派が呼び出し密命をくだす。

「テアディース大陸の地図を作れ」

王族派は神テアディースが与えた三つの恩恵の一つである”正円の大陸”が存在しないことを、アスティニースに地図を作らせることで証明しようと考えたのだ。

アスティニースは世界の真実を知るため、仲間と共に長い大陸地図作成の旅に出る。

そして、旅の中で彼らは想像をはるかに超える真実に出会う。
王国の成り立ち、大陸の歴史、神テアディースの存在。

これは、一人の少年が「世界を作る」物語である。
テアディース教教典 序章
2025/05/28 19:46
プロローグ
2025/05/28 19:47
第一話 神童
2025/05/28 19:48
第二話 観測
2025/05/28 19:53
第三話 山積みの問題
2025/05/28 19:55
第四話 発案
2025/05/28 19:56
第五話 決断
2025/05/29 17:41
第八話 大罪
2025/05/30 10:36
第九話 完成
2025/05/30 11:43
第十話 クディナル枢機卿
2025/05/30 14:12
第十一話 生物学
2025/05/30 16:12
第十二話 疑念
2025/05/30 17:19
第十三話 疑惑
2025/05/30 19:06
第十五話 予兆
2025/05/30 23:44
第十七話 曇天
2025/05/31 10:43
第十八話 手配
2025/05/31 11:46
第二十五話 血と炎の祭壇
2025/06/01 01:59
第二十七話 円環軍
2025/06/01 11:22
第三十話 逃亡
2025/06/01 16:49
第三十八話 決断の理由
2025/06/02 22:24
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