表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/17

須藤颯太

冒頭の英文は自信がありません。あってるかな?


† This is my diaries of... †


By SOUTA



僕の名前は須藤颯太です。

小学校3年生でこの前9才になった。

もう自分の名前は漢字で書けるようになったと言ったら、すごいねとお母さんがほめてくれた。


この前、家に知らない男の人がやってきた。

またお父さんが拾ってきたのよと、お母さんが言ってた。

チェリーもお父さんに拾われてきたらしい。

だけど、僕はその時のことを覚えてなかった。


兄ちゃんの名前は相坂ミケ。

名前がカタカナで珍しかった。あと、猫みたいな名前だなと思った。


最初は少し恐かったけど、しゃべってみると兄ちゃんはすごく面白くて優しかった。

宿題も手伝ってもらって、いっぱい遊んだりしたら、兄ちゃんとはすぐに仲良くなった。


今、兄ちゃんからゴシンジュツという必殺技を習ってる。

佳奈ちゃんは強い人が好きだと言ってたので、僕が強くなりたいと言ったら兄ちゃんが教えてくれた。

佳奈ちゃんというのは僕と同じクラスの友達だ。

少し静かだけど笑顔がとってもかわいい女の子なんだ。

早く強くなって佳奈ちゃんには喜んでほしいので、がんばってゴシンジュツを覚えようと思います。


ちなみに、僕が特訓しているのは誰にも言ってません。秘密だからです。





お父さんは好きです。

でもお母さんの方がもっと大好きです。

姉ちゃんも大好きです。

兄ちゃんも大好きです。

チェリーも大好きです。





「颯太、起きなさい……颯太!」

「……むぁ」


今日もお母さんに起こされた。


「おはよ颯太。着替えはここにおいとくからね」

「おはよーございます」


朝はなんだか眠たい。

だけどちゃんと挨拶しないとお母さんは怒るのだ。

怒ったお母さんは恐いので僕はしっかり朝の挨拶をする。


「今日はどのパンにする?」


僕はチョコのパンを食べたい気分だった。


「チョコのやつ~」

「あ、それないわ。クリームのでいい?」

「やだ~! チョコのやつがいい~!」


僕はチョコのパンを食べたい気分だった。


「チョコないの。クリームのやつにしなさい」

「え~~~! じゃあいらない!」

「……あ?」

「やっぱり食べる」


僕はクリームのパンでもいいかな、と思った。


「颯太は好き嫌いがなくていい子ねぇ♪」


お母さんに頭を撫でられた。

お母さん匂いがして気持ちいいので、クリームのパンもおいしく食べられた。


よぉし、今日もこれから兄ちゃんとお話しよう!


「じゃあ兄ちゃんの所行ってくるー!」

「ちゃんと学校にいく用意したー?」

「したー!」


僕は勢い良く兄ちゃんのいる一階へと走っていった。


『今度はお父さん!』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ