須藤颯太
冒頭の英文は自信がありません。あってるかな?
† This is my diaries of... †
By SOUTA
僕の名前は須藤颯太です。
小学校3年生でこの前9才になった。
もう自分の名前は漢字で書けるようになったと言ったら、すごいねとお母さんがほめてくれた。
この前、家に知らない男の人がやってきた。
またお父さんが拾ってきたのよと、お母さんが言ってた。
チェリーもお父さんに拾われてきたらしい。
だけど、僕はその時のことを覚えてなかった。
兄ちゃんの名前は相坂ミケ。
名前がカタカナで珍しかった。あと、猫みたいな名前だなと思った。
最初は少し恐かったけど、しゃべってみると兄ちゃんはすごく面白くて優しかった。
宿題も手伝ってもらって、いっぱい遊んだりしたら、兄ちゃんとはすぐに仲良くなった。
今、兄ちゃんからゴシンジュツという必殺技を習ってる。
佳奈ちゃんは強い人が好きだと言ってたので、僕が強くなりたいと言ったら兄ちゃんが教えてくれた。
佳奈ちゃんというのは僕と同じクラスの友達だ。
少し静かだけど笑顔がとってもかわいい女の子なんだ。
早く強くなって佳奈ちゃんには喜んでほしいので、がんばってゴシンジュツを覚えようと思います。
ちなみに、僕が特訓しているのは誰にも言ってません。秘密だからです。
◆
お父さんは好きです。
でもお母さんの方がもっと大好きです。
姉ちゃんも大好きです。
兄ちゃんも大好きです。
チェリーも大好きです。
◆
「颯太、起きなさい……颯太!」
「……むぁ」
今日もお母さんに起こされた。
「おはよ颯太。着替えはここにおいとくからね」
「おはよーございます」
朝はなんだか眠たい。
だけどちゃんと挨拶しないとお母さんは怒るのだ。
怒ったお母さんは恐いので僕はしっかり朝の挨拶をする。
「今日はどのパンにする?」
僕はチョコのパンを食べたい気分だった。
「チョコのやつ~」
「あ、それないわ。クリームのでいい?」
「やだ~! チョコのやつがいい~!」
僕はチョコのパンを食べたい気分だった。
「チョコないの。クリームのやつにしなさい」
「え~~~! じゃあいらない!」
「……あ?」
「やっぱり食べる」
僕はクリームのパンでもいいかな、と思った。
「颯太は好き嫌いがなくていい子ねぇ♪」
お母さんに頭を撫でられた。
お母さん匂いがして気持ちいいので、クリームのパンもおいしく食べられた。
よぉし、今日もこれから兄ちゃんとお話しよう!
「じゃあ兄ちゃんの所行ってくるー!」
「ちゃんと学校にいく用意したー?」
「したー!」
僕は勢い良く兄ちゃんのいる一階へと走っていった。
『今度はお父さん!』




