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不安な心
グズついたお天気で、太陽はあまり顔を出してくれない。
私は空を見上げて思うのです。
今夜は月が見れないんだと。
あなたは月のよう。
だから月が見れない夜はなんだか寂しくなるのです。
日々、少しずつではありますが、だんだんと涼しく感じられるようになりました。
そんな今夜も、月が顔を出してくれ、
その月を見て心が安心するのです。
心の奥に閉まった箱を少し空けて
中になにか入っているのかたまに見ようかとするのですが、怖くて見れなくて。
何もなかったら、私は
それでも私は?
と、そんな事を思うのです。
ただ、今はまだ、
私には自信が無さすぎます。
けれど不思議なのです。
こうしている今も。暖かく包まれているように感じられるのです。
暖かな温もりに抱かれた夢をみるのです。
あなたを思い、
今夜も眠りにつくのです。
いつか会う日を夢に見て。
大好きです。