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舞花高専ボードゲーム部!!  作者: ☆4IPON☆
2/2

第2話 知り合いが増えただけ

前話の続き。少し短いですが楽しんでもらえると幸いです。

それでは、第2話 知り合いが増えただけ どうぞ。

大家「それでは...まずは私からかな。2年電子工学科の大家です。えっと...一応この団体では部長をやっています。」


東風谷(コチヤ)「ああ、次はウチか。2年情報東風谷です。よろしく。」


ハタテ「あ?それだけかよ。同じくハタテだ。周りからは、はーくんって呼ばれてるけど、やめてくれ。」


学「あ、俺の番?(マナブ)だ。よろしく。同じく情報。」


凛「俺は凛。周りからはりんりんって呼ばれてるけど、

別にいいよー。3年機械工学科だよ。」


ハタテ「りんりんさん...なんか俺と被せてません?」


凛「あ、気付いた?あと俺、名前的に女性と間違われることがあるけど、男だから!!」


大家「見れば分かります。さて、じゃあいってみよう。」


大家先輩が、私を指差して自己紹介するように促す。


大勢でもないし、緊張する訳でもないからサクッと自己紹介する。


舞「初めまして。相坂 舞です。大家先輩と学先輩とは、以前から面識がありました。いつもお世話になっております。これからよろしくお願いします。」


凛「あれ、キャラ被ってない?」


学「別にいいじゃないっすか。よろしくな、舞。」


...さて、あとは自然の流れに任せて話に乗っていけばいいかな。


さっき大家先輩が言っていた、"この団体"の事だが...これについて一応触れておくべきであると思う。


一言で言えば、非公認の部活、である。


実は、学先輩と知り合ったことで、大家先輩につながり、そこからこの部活の存在を知ったのだ。


学先輩と知り合ったときの話は...まぁ、ま他の機会に。


実際、顧問の先生もいないし、学校に認められた部活でもないので、全国大会に出るといったことや、部費を集めてどうこうするということはやっていない。


たまーに、メンバーの一部で非公認大会に出場するくらいかな。


ボードゲームといっても、いろいろ種類がある訳なのだが、ここでは主に数多く存在するカードゲーム類の一部や、将棋、囲碁、オセロなどと幅広い。


大家「さーて...ここからは秘匿性の高〜いお話だ。」


学「あ?なんだそれ。」


ハタテ「本格的に部活にするって話だろ?」


大家「あー、あれはもう俺自身諦めかけてる。現状維持でも問題ないでしょ?」


凛「まぁ、そうだね。本当は部活として動きたい気持ちも大きいんだけど...。」


東風谷「でも、やっぱりどっちでもいいっていう気がします。」


大家「いや、それはガチで傷つくわ。何その言い方。」


学「今のはないわぁ〜。」


ハヤテ「まぁまぁ、東風谷はほっといて、何の話?」


大家「あのね、うまいこと俺たちで貯金して、全国大会に行ってみないか?って話。実は、団体戦で出れる大会があるんだよ。」


凛「カードゲーム?それとも将棋とかあっち系?」


大家「将棋なんですけどね。先鋒、中堅、大将...って感じで。」


学「あー、よくあるやつだな。」


東風谷「まさにテンプレート!」


ハタテ「うるさい。」


凛「ちょっと静かにしようか...?」


大家「一応、ここは公共のスペースだからな?」


確かにその通りだ。


ここ図書ホールは、多くの学生が集まる。


公共のスペースでうるさくするのは、周りの迷惑になるので、よろしくない。


そんなことは当たり前の話として...ここは図書館と隣接してあるホールなのだ。


ホールの一角で、入口が繋がっているので、うるさくすると図書館まで響く。


よって、図書館にまで迷惑がかかるかもしれないのだ。


それは、言語道断である。


...東風谷がどういった人間かわかった。


奴のことは先輩と思わなくても、まぁ問題なさそうだ。


多分、この団体ではKYポジの人間なのだろう。


あまり舐めすぎない程度に...軽〜くディスるくらいがちょうどいいだろう。多分。


大家「まぁ、あくまでまだ相談の段階なので。そこまで深く考えないでも大丈夫よ。」


学「わーかった。もういいか?」


大家「あぁ、もう何もないよ。各自活動してOKかな。あ、一応念を押すと、静かに...。」


東風谷「あうぅ...へいへい。」


会話では空気になってしまったが、やることが決まった。


この高専での生活のうちの何年を費やしてでも成し遂げてやろう。


まぁ、そこまで時間はかかるまいが。


決めたことは決めたんだ。絶対に成し遂げる。


大家先輩は、創部を諦めると言ったな。


そうかそうか。じゃあよ...。


____私が創部してやんよ。


舞「...ふふふっ、楽しそうじゃん。面白そうじゃん。」


大家「ん?どうかした?」


舞「いや、なんでもないっすよ。」


ざっと、こんな感じ。


こうして、私の素晴らしい人生の1ページが刻まれた。


このまま刻んでいくと、刻みすぎて何も残らないほどに思い出とかが残るかもな。


そう思った。



俗にいう、問題提起の部分ですね。(メメタァ


舞の指針が決定したところで、今話は終了です。


他の作品にはあまり含まれていないであろう、登校中のお話を、次話ではしていこうかな、と思っています。

(これってここに書く内容として適切なのだろうか


それでは、次回も良しなに。

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