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~~~タイトル未定~~~  作者: サイト
始まりの物語
12/16

ゴブリンの丘攻略作戦

「はぁ、技やっぱり技はあるんだな。チュートリアル不親切すぎるだろ」


「まだ色々追加で説明するみたいだからね。もしかしたら説明しなかっただけで教えられてることにも何か例外があったりしてね。」


「そういうのほんとかんべんしてくれよ」


そううなだれる彼だがしっかりとスキル欄を見ながら戦闘でどう使えるかを説明欄を読みながら考えている

一方の浬恵は一度スキル欄を見たがその技を覚えるにとどまるだけで使い勝手は実際にゴブリンに対して使ってから考えればいいと思っているため道端にある薬草を回収しながら歩いていた

実は帰りに葵がフラフラしていたのはそういったエリアドロップを拾っていたためと先ほどの集合時にしゃべったので現在は浬恵がそれを実行しているのである


「そういえばねぇちゃんのスキル魔法も完備してるんだっけ」


「これどこから小瓶出てきたんだってそうみたいだよ。どうも『加護』が結構有用物件だったみたい。ほかにも色々技があるしね」


「調合に関しては細かいの無視してくれんだなってちがうし、え、なにその六つ目のスキル、おれも欲しいんだけど」


拾ったハーブと薬草とで道具作成を試してみると小さな音とともに煙が生まれた。

それが晴れると手元には150ml程の小瓶があり中に緑色の液体がなみなみと入っていた

その小瓶と見つめあっているとそんな質問が投げかけられたためさらっと返してみると羨ましそうにこちらを弟が見てくるがさすがにこればかりはどうしようもないので笑って誤魔化しておく浬恵だった




そのあとワイワイと話しながらゴブリンの丘へと迷うことなくたどり着いた二人は早速技を試すためにゴブリンを探して平地部を見回すと今度は先客がいるらしく初期装備の布の服を着た男女が先見ゴブリンと戦っていた

どうもこの二人は防具ではなく武器に力を入れたのか男は身の程もある大剣でゴブリンを一刀で倒し、女は矢でゴブリンの頭を正確に射抜き倒しまわっていた

当然丘の上から見回ゴブリンが4匹下りてきたのだが前衛は男が剣に光を纏わせて数回切れば光となり消えていき、後衛は女が光の塊を引き絞り矢として上に打ち出すとその光が雨のようにゴブリンへ降り注ぎ光へと返していった

その討伐スピードに自分たちの討伐スピードとの違いをまざまざと見せつけられ茫然と立ち尽くしているとこちらに気づいたのか女が一声男にかけると二人がこちらに寄ってきた

その二人をよくよく見ればどうも見知った顔であり、そう思うとなぜか少し納得してしまう二人であった


「凛ちゃんに龍治先輩じゃないですか、今朝方ぶりです」


「二人とも相変わらず脳筋よろしくでやってるんですね」


「おぉ日向姉弟じゃないか、さすが妹よよく見ているな」


「ええい、飛びつくな、遠視と気配のスキルわざわざ入たんだからこれくらい当然よ。あと弓は脳筋の武器じゃないから」


まさかの遭遇に少し話が盛り上がるがここは街中ではなく敵の出歩くフィールドのため少し戻り林の中に身をひそめながら話すことになった


「さて、フレンド登録はすんだわけだが、やはり日向姉は面白いな、すでにスキルが六つもあるじゃないか」


「浬恵のその運は馬鹿にできませんよね。んで葵はあいかわらずなことしてるわね」


「俺から守りをとったら使い物にならなくなるぜ」


「胸を張ってそんなこと言わないでくれるかしら。それにそれは嫌味に聞こえるからね」


「そうかっかするでない妹よ。ストレスは美容に良くないのだぞ。それに葵君はアタッカーとしても優秀じゃないか、そう謙遜することはないのだぞ」


「葵は殴られてないと萎えちゃうからアタッカー向いてないんだもんね」


「いやねぇちゃん変な誤解生むような発言控えてくれない」


「浬恵相変わらずの天然発現ね…」


「…まぁそれはそうと日向姉弟よ、我々と丘の上にいるといわれるゴブリンロードと戦いに行かないかね、この付近のモンスターでは日向姉弟も退屈だったのではないかね」


そう楽しく話し合っていたところで龍治が本題を口にした

技の練習はまだしていない二人ではあったが断る理由もなかったために二つ返事で了承する

ついでに自分たちが攻撃に向いていなかったためそこまで退屈でなかったことは告げておいた


「でもみていたかぎり龍治先輩たちだけでゴブリンロード狩れたんじゃないですか?ついさっきゴブリン瞬殺してじゃないですか」


「われわれもそう思って丘の上に向かったのだがな、上に行くとゴブリンが群で襲って来てな、多勢に無勢ですこし辛いのだよ」


「葵がいればあれくらいの敵みんな引きつけてくれるだろうから私たちは助かるのよ」


「それに日向姉がいればなにかといいこがあるしな」


「わたしはお守りか何かですか。あ、一応みんなに回復薬配っておきますね。五個は配れると思うので」


「ねぇちゃんそれが原因だと思うよ」


そうして軽く談笑した後で準備を整えると葵を先頭に丘を登っていくのだった


月野 龍治

ツキノ リュウジ


ステータス

レベル 8

体力 170

魔力 31

筋力 61+35

知力 31

防御力 36+10

魔防 31

速力 17+3

運 17

技量 17


所持金 535


装備

頭 なし

上半身 布の服

下半身 布のズボン

足 革の靴

右腕 鉄の大剣(両手)

左腕

アクセサリー1 力のブレスレット

アクセサリー2 なし

アクセサリー3 なし


スキル

『大剣』26

『攻撃力』23

『腕力』23

『守り』18

『斬』26



月野 凛

ツキノ リン


ステータス

レベル 8

体力 170

魔力 31

筋力 46+20

知力 31

防御力 31+10

魔防 31

速力 17+3

運 17

技量 32+10

所持金 535


装備

頭 なし

上半身 布の服

下半身 布のズボン

足 革のブーツ

右腕 樫の弓(両手)

左腕

アクセサリー1 手腕のイヤリング

アクセサリー2 なし

アクセサリー3 なし



スキル

『弓』25

『遠視』20

『気配』20

『筋力』21

『技量』21


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